ホームアップコン工法とは

アップコン工法とは

アップコン工法

床の沈下・段差・傾き・空隙
硬質発泡ウレタン樹脂を使用し、素早く修正

沈下・段差・傾き・空隙が生じた既設コンクリート床に、直径16mmの小さな穴を開け、ミリ単位でレベルを常時監視しながら、ウレタン樹脂を注入します。床下に注入されたウレタン樹脂は、短時間で発泡する圧力で地盤を圧密強化しながら、地耐力を向上させ、コンクリート床を下から押し上げて修正します。ウレタン樹脂の最終強度は、約60分で発現します。また、床下に空隙が発生している場合でも、同じ方法で空隙充填を行います。ウレタン樹脂は1m2あたり最大10tの発泡圧力で床を押し上げるため、重たい機材や荷物の移動が不要です。

アップコン工法の特長

  1. 短工期

    01
    短工期

    工期は従来工法の1/10

    アップコンのウレタン樹脂を使用した施工は既設のコンクリート床の取壊しや養生期間を必要としないため、従来工法と比較し大幅な工期の削減を実現します。

  2. 操業を止めない

    02
    操業を止めない

    機械や荷物の移動が不要

    既設のコンクリート床の取壊しをせず修正するため、機械や荷物の移動が不要。生産ラインを止めずに施工が可能です。

  3. 高い技術力

    03
    総合的な高い技術力

    専門の教育を受け、経験を積んだ自社社員が補修計画の立案・全工程を責任施工で実施します。施工時は、ミリ単位でレベルを管理しながら硬質発泡ウレタン樹脂を注入するため、精度の高い仕上がりを提供いたします。※現場状況によって別途付帯工事が必要な場合がございます。

  4. 施工体制がコンパクト

    04
    施工の体制がコンパクト

    速やかに現状回復が可能

    アップコンは資機材一式を搭載した施工プラント車で全国へ伺います。建物の出入り口付近に施工プラント車を配置し施工を行うため、大型プラントの設置、撤去が不要です。

  5. 再沈下のリスクを低減

    05
    再沈下のリスクを低減

    従来工法に比べ
    再沈下のリスクを低減

    ウレタン樹脂は、コンクリートやモルタルと比較し軽量なため、材料の自重による再沈下のリスクを大幅に抑えます。

ウレタン注入で沈下を修正するアップコン工法なら最短1日で施工可能!

沈下修正比較表
沈下修正比較表

1以内

測量・削孔・ウレタン樹脂注入・穴埋

アップコン工法

7以上

コンクリート増打ち

  • 機械・設備・荷物の移動・解体
  • 下処理
  • 枠組み・鉄筋組み
  • コンクリート上塗り
  • コンクリート養生
  • 機械・設備・荷物の戻し

10以上

コンクリート打ち替え

  • 機械・設備・荷物の移動・解体
  • 養生・仮囲い
  • 土間コンクリート解体・産廃処理
  • 枠組み・鉄筋組み
  • コンクリート打設・土間均し
  • コンクリート養生
  • 機械・設備・荷物の戻し

アップコン
工法

※施工例
面積: 100~150㎡² コンクリート厚: 150mm
最大沈下量: 50mm

安心施工の3つのポイント

  1. point01床下の空隙を
    ウレタン樹脂で100%充填

    ウレタン樹脂の影響範囲は約1mのため、アップコン工法は1m間隔でウレタン樹脂を注入し、床下の空隙を残すことなく100%充填します。
    注入間隔を広げた場合、一見まっすぐになった床でも、床下に空隙が残ってしまい再沈下やコンクリート床にひび割れが発生する可能性があります。

    ウレタン樹脂で100%充填
  2. point02床に大きな負担をかけない
    ミリ単位でのレベル管理

    アップコンでは、ウレタン樹脂注入者と測量者は別に配置し、常にミリ単位でのレベル管理を実施します。適正な箇所から注入を行うことで、床のひび割れの発生を抑え床に負担をかけずに沈下を修正し精度の高い仕上がりを提供します。

    ミリ単位でのレベル管理
  3. point03100%自社社員による
    責任施工

    専門の教育を受け、経験を積んだ自社社員がお客様に合わせた最適な補修計画の立案・全工程を責任施工で行います。

    100%自社社員による責任施工

アップコンが使用するウレタン樹脂について

環境に配慮した素材

日本パフテム株式会社(国内のウレタン材料メーカー)と共同研究した、環境に安全なフロン・代替フロンを発生しない完全ノンフロン材を使用しています。
水や海水、並びに土中に含まれる他のほとんどの物質に対して溶出しないので、土壌に影響を与えません。

環境に配慮した素材

現場状況や目的に合わせた
ウレタン樹脂のご提案

アップコンでは現場の状況や目的に合わせた用途別の材料で施工に対応しています。

ウレタンに関するよくあるご質問

  • ウレタンは劣化しないの?耐久性は?
    ウレタンは紫外線に弱いという特性がありますが、アップコン工法では、 ウレタンを床下で注入するため、紫外線の影響はありません。
  • どのくらいの時間で固まるの?
    約60分後には最終強度が発現します。

施工の流れ

アップコン工法は、平均沈下量50~60mmとした場合100~150m2/日の工事が可能です。
※工場・倉庫・店舗の場合。

施工例

  • 施工プラント車配置・施工前測量

    • 施工プラント車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備
    • 現況の高さを把握するため、オートレベルで測量を行う
    • ウレタン樹脂注入用ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設
    施工例|施工プラント車配置・施工前測量
  • ウレタン樹脂注入孔削孔

    • 注入位置をマーキング後、φ16mmのドリルでウレタン樹脂注入孔を削孔
    • 集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔を行う
    施工例|ウレタン樹脂注入孔削孔
  • ウレタン樹脂注入

    • レーザー墨出し器で常時レベル管理をしながらウレタン樹脂注入を行う
    施工例|ウレタン樹脂注入
  • 穴埋、清掃・片付

    • 無収縮モルタルにより注入孔の穴埋めを行う
    • 清掃後、施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了
    施工例|穴埋、清掃・片付

アップコン工法の応用例

2階部の床の沈下修正

2階部の床の沈下修正

地滑り防止 空洞充填

地滑り防止 空洞充填

駅のホームの空洞充填

駅のホームの空洞充填