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2023.05.24ニッポン上げろ!

第286号(2023/5/19発行)予報

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

予報とは?  

1.自分の予定・計画などを事前に関係者に知らせること。
2.まだ起きていない自然現象などを予測し、それを人々に知らせること。
3.天気予報の略

となっています。(出典 精選版 日本国語大辞典)

  
では予測とは?

前もって推し量ること。あらかじめ推測する事。予想。

となっています。

  
 天気予報は昔(何年前?)と比べて格段に正確になってきました。
テレビのお天気ニュースが雨予報であったとしても、
ゴルフ場の天気をピンポイントで1時間ごとの雨量や風速・風向まで
ネットで調べることができます。
ゴルフをする私としては大変便利な世の中になってきました。
文明が発生する前提条件として、
農耕による食糧生産の開始と、
それによる余剰農産物の生産がなければならないとされています。

  
四大文明と呼ばれる
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明は
農耕を行うために必要な天文学を自ら学び、
日々の天気を予測してきました。
例えば紀元前3000年ごろに始まった古代エジプトでは、
エジプトは不毛の砂漠地帯であるが、
毎年夏のナイル川の増水で水に覆われる地域には河土が運ばれて堆積し、
農耕や灌漑が可能になります。
そして、毎年のナイル川の氾濫を正確に予測する必要から
天文観測が行われ、太陽暦が作られました。
天気予報はすでに5000年の歴史を積み上げて確立された予測です。
今では気象衛星を打ち上げ、
スーパーコンピューターが予測する天気予報。
膨大な時間と莫大な金額をかけて今日の天気予報があります。

  

  

  

  
でも、当たらないですよね?

  
いえいえ、天気予報を否定しているわけではなくて、
パーフェクトではないですよね、と言いたいのです。
でも、天気予報が無いよりは絶対あった方が良いのです。
天気予報によって予測し、準備することができるからです。

 

アップコンでは高速道路の施工も数多く行っています。
その時に1時間当たりの雨量が〇ミリになったら、
あるいは天気予報で報道されたら、
施工は中止や延期になる場合があります。
ということは、天気予報を信じて準備することができるわけです。 

  
それでは地震は?

  
「あなたの住んでいる街は
30年以内に○○パーセントの確率で大地震が来ますよ」

と何十年言われ続けてきたでしょうか。
東北大地震を予報した人はいませんでした。
もちろん某大学の先生の研究チームが予測していた
という類のニュースは後日週刊誌で知ることができます。
  
少なくとも、気象庁?内閣府?
  
あるいはどこかの行政機関が事前に予報したという事実はありません。

   
天気に比べて地震学は遅れています。
地震学を否定しているわけではないので誤解しないでください。
天気(天文学)に比べて地震学には
それを研究するだけの時間も予算も圧倒的に少ないのです。
天気予報の精度をもっと上げるのも良いことだと思います。
しかし、もう少し地震について予測できるような
研究に力を入れることはできないものでしょうか。

「1週間後に〇〇〇を震源とするマグニチュード○○の地震が起こりますよ」
  
位の予報があったら、
私たちの生活はもっと安全で快適になることだと思います。
事後の報告も大事ですが、事前の予報はもっと重要です。

 

  
最近全国で起こっている地震は何かの前兆ですか?

 

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