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2023.05.31ニッポン上げろ!

第288号(2023/5/26発行)嵐の前の静けさ

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】第287号(2023/5/23発行)住吉神社・3の続きです。
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2月4日
住吉神社の節分祭翌日、
私は早朝から島根県・浜田市を目指して移動していました。

博多駅から浜田駅までの移動は時間がかかります。
日帰りでは厳しそうなので
どうせなら行ったことのない場所で1泊しようと、
東萩駅を目指して移動しました。
下関駅で列車を乗り換え山陰本線でゆっくりゆっくり
各駅停車の列車の旅です。

冬の日本海はずっと鉛色の海で人影もほとんどなく
寂しい限りです。
2両編成の列車には数人のお年寄りが乗っているだけで、
道路にもほとんど車は走っていません。
途中、列車の乗り換えのための待ち時間もたっぷりあり、
東萩駅に到着したのは昼過ぎになっていました。

 

観光シーズンでもなく、人影もほとんどない松陰神社へ行きました。
明治維新の先覚者、吉田松陰を祀る神社です。
近くに松下村塾もあります。
吉田松陰は自邸内に松下村塾を開き、子弟の教育に当たりました。
その門下には維新の大業達成に活躍した
高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋らがいます。
  
すごいですね。 

ちなみに吉田松陰は多くの名言を残しています。
そのうちの一つ、

 

「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。」

  

  

  

  

  

  
何やっているんだ!

  
こんな身近のごたごたなんかどうでもよくないか?
何で得意の建築設計を辞めてまで
日本に戻って来て沈下修正しているんだ!

  

  

  

  
初めて沈下修正の現場を見た時の感動が思い起こされてきます。

  
シドニー郊外の化学工場の実験室の
沈下した床が徐々に持ち上がってくる様子を
外の廊下から見てキャッキャッと喜んでいる工場スタッフの様子が

    
前日の節分祭から、少し自分が変わったように感じられます。

というか、少し自分を見失っていたところ、
それを取り戻してきたような感じです。
そういえば今日は全く動悸は起こっていません。
福岡を離れて一人で出張中だからなのかもしれませんが。

何のために自分は仕事をしているのかと
時々自問自答してみることは大事ですよね。

私の場合は、
  
「沈下で困っている人がそれを直してもらった時、
心から喜んでくれている姿を見るのが幸せだから」です。

  
そう、そこを1番重要視していたら
ごたごたしているようなことも気にならなくなってきます。
そこに最も力を入れてみたら経営も上手くいくような気がします。

安政の大獄に絡む事情徴収のため江戸へ発つ前に

「自分を見つめなおし、至誠の意味を今一度考えてみたい」

と思っていた松陰の至誠の言葉と行動は幕府に受け入れられず、
29歳で刑に処せられました。

それに比べれば、21世紀の世の中は平和です。
仲間に裏切られても殺されることはありませんから。

 

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