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2023.06.05ニッポン上げろ!

第289号(2023/5/30発行)嵐の前の静けさ・2

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

【アップコン起業秘話】第288号(2023/5/26発行)嵐の前の静けさの続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

 

翌日、2月6日(木)、
東萩駅から浜田駅へ山陰本線を使って移動します。

ちょうど朝の通学時間と重なったようで
今日の列車内は多くの高校生でにぎやかです。
空もこの時期には珍しく青空になっています。
ずっと進行方向左側は青いきれいな日本海と砂浜が続いています。
夏になってここで泳いだら気持ちいいだろうなって感じです。
高校生たちはみんな途中の益田駅で下車していきました。
益田駅から浜田駅までの列車内は再び静かになり、
それでも外の景色は飽きることはありませんでした。 

  
浜田駅に到着後、タクシーで施工予定のお寺へ行きます。

  
午前10時から設計事務所の先生や寺の住職、檀家の代表者の方々を交えて
自己紹介の後、打ち合わせが始まりました。
先ず設計事務所の先生が工事の全体像を説明します。
先生は昨晩、北九州から移動して浜田に泊ったということでした。
今回のこのお寺の工事は150年ぶりの大改修の一環として
耐震改修を中心として行うものでした。
お寺の屋根瓦の重量に耐えられるよう、
柱を補強したり、基礎の一部を束基礎からべた基礎へ変更したりする中で、
我々の施工はべた基礎下の地盤の地耐力を向上させるために
土中にウレタンを注入する工事となります。

当然ですが集まった人たちは誰一人ウレタン注入工法を知っている人はいません。
なので、私がひとつずつ、ていねいに説明していくことになります。
初めて聞く工法に対して、疑いをもって聞く人もいれば、
興味津々に聞く人もいます。
工法説明の後、次から次へと来る質問に対しても
分かりやすく、明確に答えていくことによって、
みんなの疑問はだんだん、早く施工を見たいという期待へ変わっていきます。
小一時間のプレゼンが終了し、
私は設計事務所の先生と一緒に、もう一度床下の状況や
材料の置き場、トラックの駐車位置、
参拝客の動線の安全確保などを再確認しました。
後は3月の施工を待つばかりです。
昼過ぎに浜田駅を発ち、博多駅に到着したのはその日の夜になりました。

  
 沈下修正の工法をプレゼンし、
みんなが早く施工を見てみたいという雰囲気になった時、
この仕事をやっていて良かったという充実感を味わうことができます。
そして、施工後はお客様の喜びも最大となり、
より大きな満足感・達成感を得ることができるのも
この仕事の魅力の一つです。

  
3月の施工では良い仕事をしてお客様に喜んでもらいたいという気が、
体中に満ちてきているのが感じられてきました。
静かな1日が終わろうとしていました。

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P.S.

  
台風2号が近づいてきましたね。

そこで問題です。
台風が上陸した数が多いのは

1.沖縄県
2.鹿児島県

のどちらでしょうか?
(実は昨日のテレビで知りました。)


正解は今週の金曜日のメルマガで。

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