※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
6月18日
アップコンは創立20周年を迎えます。
会社設立以来、本当に多くの人のご協力の下
20年という期間、
ありがとうございました。
感謝!感謝!感謝!です。
20歳は人で言えばようやく成人式を迎えたということになります
アップコンも2年前に東京証券取引所、TOKYO PRO
さらに昨年は名古屋証券取引所、
ようやく大人の仲間入りを果たすことができたのではないかなと思
もちろん、現在は18歳が成年年齢と引き下げられました。
企業の成長も20年で上場は遅いのかもしれません。
とは言え、20年後の起業生存率が0.39%(中小企業庁白書)
企業を存続させることは並大抵のことではありません。
アップコンを起業した時、私は45歳でした。
もうラストチャンスも過ぎ去っているかもしれない
という年齢で起業したのには訳があります。
2003年当時、前職を辞め充電中であった私に、
十数社から就職のお誘いを受けました。
内、2~3社には少し興味をひかれましたが、
最終的にはすべてお断りし、
自ら起業するという道を選びました。
結果として起業は成功だったと思います。
少なくとも現在までアップコンは存続し、
それでは別の選択肢である、
十数社の内、存続している会社は1社だけです。
ほとんどの会社は5年以内に閉鎖されました。
唯一残っている会社は私が興味を持った2~
ではもしこの会社に就職していたらどうだったんでしょうか。
実はこの会社は現在、東証プライム上場企業です。
20年前はほぼ無名の新しい会社でした。
ただし、主要株主は世界中の人が知っているような大会社です。
その後、このほぼ無名の会社はM&Aを繰り返し、
上場企業となりました。
もし、私が20年間、
この会社でうまく立ち回り続けることができたとしても
役員でなければ65歳の今、
サヨナラしていたことでしょう。
再就職もリスクなら起業もリスクです。
みなさんならどちらを選びますか?
一昨日の6月14日、
株式会社船井総合研究所主催で
「企業価値向上経営ファーラム」が開催されました。
10時から17時まで、丸一日行われる勉強会において
私は午後のIPO分科会にゲスト講師として呼ばれました。
「TOKYO PRO Market から
名証ネクスト市場へステップアップ上場!
上場準備プロセスから上場後の変化まで」
というタイトルで対談形式の講演を行いました。
全国から集まった企業の経営者の方々にとって
将来の上場に向けての参考になるような話が少しでもできたのではないかなと思っています。
聴講されたみなさんの熱心さが私にも伝わってきて
20周年を迎えた今、新たに起業時を思い起こされた1日でもありました。