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2023.12.22ニッポン上げろ!

第346号(2023/12/15発行)オオタニサン!

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

今日は一日中、「大谷、オオタニ」で巷の会話が盛り上がっていますね。
「大谷さん」、本当に素晴らしいことがいっぱいという感じですが、
アップコンではその「大谷選手」が高校生の時に(時から?)取り組んだ
原田メソッドの一部を今期の年間目標に取り入れています。

今期の目標とは

*主体変容
*予測と準備

の2項目ですが、その中で

「主体変容」とは、
何か困難や問題が招じた時、「誰かのせい」「環境のせい」「何かのせい」
にするのではなく、責任の源は自分であると考え、
自分が変わることで周りを変えていくという意味です。

これって、意味深長ですね。
「大谷さん」はこの考えに基づいて移籍したのでしょうか?
「大谷選手」は花巻東高1年生の時に
「ドラフト1位で8球団の指名を受ける」という目標と
そこに至るまでの行動を書き込んだシートを作成し実行してきました。
目標達成シートとか曼荼羅シートと呼ばれる
原田メソッド(https://harada-educate.jp/
の「オープンウィンドウ64」です。

原田メソッドの考案者である原田教育研究所の原田隆史氏によると
変われない人にはいくつかの理由があるということです。

それらは

・夢や目標を描いていない
・そこに至るまでの行動を設定できない
・継続できない
・振り返りができない

というものです。
特に「継続できない」という人が最も多く、
私にも当てはまっているなと思いました。

さて、私の周りにも、いつも「○○のせい」「○○だから」と言って
自分以外のところに原因・理由を見つけるのが、
口癖になっている人がいます。
このような人と深く付き合っていると
自分の成長が阻害される可能性がありますので注意が必要です。
「主体変容」という考え方は、
自分を大きく成長させることができると思いますが、
ひとりで実行するには非常に強い意志が必要であることも事実です
(「大谷選手」にもコーチングメンバーが彼をサポートしていました。)

その強い意志とは「自分はできる」という自己効力感(自信)です。
自己効力感が高い人は「結果予期」と「効力予期」という
2つの感覚を持っていることが多いそうです。
結果予期は目標を達成した時のイメージを明確に持つこと、
効力予期は目標達成のために自分で行動を起こしていくこと、です。

この2つが働いていることを自己効力感、すなわち「自信」と呼んでいます。
最近、「自分を卑下すんなよ!」というテレビCMがあります。
日常何気なく使っている言葉の中にも
「自信のなさ」を表しているものが多くみられます。
「大谷さん」のような一流人と呼ばれる人たちのインタビューでは
決して自分を卑下するような言葉は出てきません。
責任の源は自分であると考え、努力を継続的に行い、
自分が変わることで成長し、「自信」を身につけているからでしょう。

ドイツの心理学者アルフレッドアドラーは
「性格は死ぬ1日~2日前まで変えられる」と言ったそうです。
「人はいくつになっても変われる」、
「人はいくつになっても成長できる」、
のなら、
2023年の残された日々で、
2024年以降の「主体変容」について
もう一度考えてみるのもいいかもしれません。
「大谷さん」を見るたびに「主体変容」を思い出してみましょう。

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