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2024.01.29ニッポン上げろ!

第358号(2024/1/23発行)地震は冬に多い?

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

  
29年前の1995(平成7)年1月17日、
阪神・淡路大震災が発生しました。
マグニチュード7.3、最大震度7の激震です。
阪神高速道路3号神戸線の倒壊や、
神戸市長田区の木造住宅が密集していた地域での火災被害は

今でも脳裏に浮かびます。

そして、今年2024年1月1日、
令和6年能登半島地震が起こりました。
「また1月か」とふと思ってみると、
そう言えば東日本大震災は3月11日で
被災地でも雪が降っている地域があったことを思い出しました。
冬に大地震が起こるとただでさえ大変な災害に加えて、
避難先での防寒・暖房対策や、
救助の際に除雪作業が別途加わるという
2重、3重の負担がかかります。
なんか大地震は冬場が多そうだな、と思って調べてみると
東京大学の辻健教授が
「気象と地震は関係している」と発表していました。
辻教授は海溝型の巨大地震が特に冬に起きやすい理由を
地震が起きやすいプレート境界を押さえつけている海面からの力が
冬は海面が下がるため弱くなり、
角度の緩いプレート境界断層の摩擦が小さくなることが原因のひとつに考えられる」
と解説しています。

日本において1985年以降の被害の大きな地震トップ10を見ると、
10件中8件が9月から3月の間の地震です。
もちろん、夏場にも地震は実際に起きているので
100%の確証とは言えないでしょうけれど、
辻教授のような発表も今後の地震予知において
貴重な考え方だと思います。
また、避難所となる施設(体育館)にも断熱性を持たせるなど、
平時の時にやるべきことは山ほどあると思います。

地震の年表_(日本) ー 被害の大きな地震  – Wikipedia

さて、今回の能登半島地震では大規模な液状化が確認されました。
地表に湧き上がってきた水は、
今後数か月かけてゆっくりと地盤へ戻っていきます。
そして、地下水位が下がると同時に更なる地盤沈下が時間差で起こります。
今、何もなかったように見えるコンクリート床でも
その下ではゆっくりゆっくり地盤沈下が進行しています。
そしてある時気づきます。

  
「あれっ? 床が下がっている。」
「あれっ? 機械が振動している。」
「棚が傾いてきた。」

  
そう、地震の被害は今見えている被害だけではありません。
地震後、時間差で発生する被害もあることを忘れてはなりません。
特に最初の半年間は要注意です。
先週、アップコンの技術スタッフが石川県、富山県で調査してきました。
現在稼働中の工場にも土間床下に空隙が発生していました。
アップコンはこのような現場でも
お客様の業務を止めることなく施工できます。

 

アップコンの
土間床沈下修正工事+土間床下空隙充填工事をご紹介します。

施工ニュース 工場編 vol.2
※URLを押すとPDFがダウンロードされます。

 

 

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