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2024.04.02ニッポン上げろ!

第376号(2024/3/26発行)発電機

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。


【アップコン起業秘話】第369号(2024/3/1発行)ウ・レ・タ・ン・2の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

  
ウレタン注入において必要とされる機材は主に

材料(ポリオール+イソシアネート)
機械(注入機+ポンプ+ホース+ガン)+(発電機+コンプレッサー)

からなります。
材料に関してはK沢さんが勤めている商社にお願いして
ヨーロッパからサンプルを取り寄せてもらう手はずを整えました。
さて、次は機械です。
機械の中で最も重要なのが注入機です。

「注入機ってどうやったら探せるんだろう?」

今まではオーストラリアから与えられていた注入機を
何も考えずに使っていただけだから、
いざ自分で注入機を購入するとなったら途方に暮れてしまいました
全くあてがありません。

  

  

  

  
4月の後半、
用事があって南武線で武蔵溝ノ口駅から川崎へ向かっている途中、
電車が鹿島田駅に止まりました。
私は先頭車両に乗っていたので電車の運転手の窓越しに前方の景色が良く見えます。
先頭車両の前は踏切になっていて、電車が止まっている間は踏切も閉まっています。

「カーンカーンカーン」

遮断機が音を立てています。
ふと、踏切の方を見ると、引き込み線が延長してあり、
そこには保線車両が止まっていました。
そして、保線車両には発電機らしき大型の機械が積んであります。
工事現場を除くと、なかなか日常では大型の発電機を目の前で見ることがありません。
電車は動き出しました。

「そうだ。発電機を見ておこう!」

私は次の矢向駅で降りて、もう一度鹿島田駅まで引き返すことにしました。
鹿島田駅では電車が来ていない間だけ、
保線車両に少し近づくことができました。
黄色い保線車両の上には青いボディの大型の四角い機械が積んであります。
そしてオレンジ色のDの文字が色鮮やかに見えます。
発電機のメーカーでしょう。
私は後から調べてみようと写真を撮っておくことにしました。

  

  

  

  
川崎での用事が終わり、
家でパソコンをいじりながら発電機を調べます。
「D」の意味はすぐ分かりました。
発電機メーカーでも大手の「D」社です。
早速、カタログ請求することにしました。
その他の大手のメーカーにもカタログを請求してみました。
その勢いでコンプレッサーも調べてカタログ請求します。

「よしっ!」
  
着々と情報が集まってくることが、なぜか嬉しくなってきます。
材料はK沢さんからの連絡待ち、
発電機とコンプレッサーはカタログの到着待ちです。
必要とされる機材のうち、
半分くらいを何らかの形で手を付けた感じになってきました。
私は外堀を埋め、本丸へ攻め込むぞ~っ!くらいの気持ちになって
いよいよ本命の注入機探しが始まりました。

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