※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
【アップコン起業秘話】第379号(2024/4/5発行)
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5月3日土曜日の夜8時、携帯が鳴ります。
「はい、松藤です。」
「大分のKですが。」
「あっ、Kさん。こんばんは。」
Kさんは大分市の建設会社に勤務しています。
主な事業内容は道路や河川、橋などの防護柵や
一般住宅・商工業施設・
Kさんはこの会社で営業マンとして勤務しているのですが、
私が前社で働いている時に沈下修正に興味をもって
わざわざ福岡まで会いに来てくれたことがありました。
その時は、前社ではKZもDIもいて、
とりあえず人員的にはギリギリだけど活動できる体制だったので、
やんわりとKさんには
「今は採用できないんだけど、
仕事が忙しくなってきたら声をかけさせてください。」
と言って別れました。
Kさんは
「いつでもいいから、状況が変わったら連絡ください。
この沈下修正というビジネスはものすごく将来性があると思ってい
自分もなるべく早い段階でメンバーに加わりたいと思っています。
と、終始ニコニコしながら返事をしてくれました。
私はこの人当たりの良さとか、積極性とか、
営業に向いている人だなとその時に思ったのでした。
しかし、それからは
私自身が体調不良になったり、退職騒動があったりして、
しばらくKさんのことは頭から離れていました。
今回、起業準備をしようと思った時に、
真っ先にKさんのことを思い出しました。
会社を設立しても一人だけでは何もできません。
メンバーを集めることが大事です。
そう、人材募集をしなくてはいけません。
しかし、会社が設立されてなければ人の採用も難しくなります。
まだ、設立もされていない、存在していない会社に来るような人は普通はいないでしょう。
そうとはわかっていながら、私は4月の後半に
Kさんに連絡を取っていました。
「今すぐじゃないんだけれど、
もし会社を立ち上げたら一緒に働いてくれませんか?」
「少し考えさせてください。」
という会話は1週間ほど前のことでした。
・・・・・
「こんばんは、松藤さん。この前の話ですけどね。」
「ええ、どうですか?」
「松藤さんのところで働かせてもらえますか?」
「えっ?本当ですか?」
「はい。やっぱりこのビジネスはすごいですよ。
妻にも話したんですけれど、
「Kさん、ありがとう。
でも、今の仕事はどうするんですか?」
「はい。ここは5月末で辞めることにします。
社長とも話はしていますよ。円満退社ですから。」
「いやー、それはうれしいんだけれど、
これから会社を設立するので、ちょっとタイミングが早いかなと思うんだけど。」
「大丈夫ですよ。
その間久しぶりに妻の実家に帰って、家族とのんびりしています。
Kさんは単身赴任で大分で働いていました。
「奥さんの実家ってどこなんですか?」
「埼玉なのでいつでも声をかけてくれたら川崎へ出ていきますよ。
「そうですか。」
「はい。なので会社が出来たら1番に採用してください。」
「もちろんです。」
私たちは小一時間ほど電話で今後のお互いの予定を確認しあいまし