※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
本日は動画の紹介です。
先日、東京都内の小学校の教室の沈下修正工事を行いました。
本来、床はどこでも水平であることが当たり前。
ところが成長過程である小学生の教室の床がたわんでいたのです。
当然、椅子も勉強机も斜めに傾いてしまいます。
その傾斜角は最大約19/1,000になっていました。
日本建築学会の資料によると
5/1,000 傾斜を感じる
6/1,000 不同沈下を意識する
8/1,000 傾斜に対して強い意識、苦情の多発
10/1,000程度 めまいや頭痛が生じて水平復元工事を行わざるを得ない
となっています。さらに、
~1/60では頭重感、浮動感を訴える人がある
1/44では牽引感、ふらふら感、
となっています。
-引用―
日本建築学会住まい・まちづくり支援建築会議 情報事業部会(最終閲覧日:2024年5月14日)
6.建物の傾きによる健康障害(http://news-sv.
19/1,000の床の傾きは1/60と1/44の間です。
とても勉強できる環境ではありません。
教室に入った瞬間から、ふわふわした感じがし、
椅子に座って黒板を見るには身体を斜めにしていないと
真っ直ぐに見ることができません。
長時間、無意識に身体を傾斜させることによって
健康障害を引き起こす原因となってしまいます。
学校ではこの教室を使用不可としていました。
今回アップコンが施工したことによって使用を再開するそうです。
良かったです。
令和6年能登半島地震でも多くの学校が被害を受けました。
教室の床が傾いているだけでなく、
床下に空隙が発生していることもあります。
教室だけでなく体育館も同様です。
被災した体育館は避難所としては利用できません。
いち早く利用できることを望んでいます。
教室や体育館の床が沈下するのは地震による影響だけとは限りませ
地盤の圧密沈下が原因だったり、
最近ではゲリラ豪雨が原因で、
体育館のコンクリート基礎下に空隙が発生し、
その後、
床の沈下が進行していくということも多く見られるようになってき
床の沈下や床下の空隙を放っておいてはいけません。
健康障害を引き起こしたり、
いざという時に肝心の施設が使えないなんてならないようにしたい
それでは下記動画をご視聴ください。