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2024.07.23ニッポン上げろ!

第407号(2024/7/12発行)ご縁・1

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】第406号(2024/7/5発行)出会いの一歩・4 の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

Shimさんと出会った2日後の水曜日、
私は都内の地下鉄丸ノ内線の○○駅を降りました。
地下鉄駅から地上に出ると方向感覚が狂います。
私はプリントアウトしていた地図を出しながら
何とかP社の入っているビルを探すことができました。
10人ほどが乗れるエレベーターで上の階へ行きます。
その階はP社が占有して使っているようです。
事務所の入り口へ行く途中に非常階段用の扉があります。
その扉の外側の踊り場では数人の人達がたばこを吸っているようでした。

私が入り口で事務所のチャイムを鳴らすと、
たばこを吸っていた人達の内のひとりが
慌てて私のところに近づいて声をかけます。

「あの~、もしかしてT社のShimさんの紹介の方ですか?」

「はい、そうです。松藤と申します。」

「あっ、Oです。」

「どうも、初めまして。」

Oさんは入り口のドアを開け、事務所内へ私を通します。

ドアが開き、私たちが室内へ入ると、
働いている人たちが一斉に立ち上がり

「いらっしゃいませ~。」

と声をかけます。
私は小さくお辞儀しながらOさんの後に付いて
事務所内一番奥にある大会議室へ通されました。

「P社のOと申します。」

Oさんは名刺入れから名刺を出し、挨拶してきます。
私も今日できたばかりの名刺を渡します。
ここへ来る途中、三軒茶屋駅で途中下車して名刺をピックアップしてきました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

「アップコンの松藤です。よろしくお願いします。」

この時、名刺上のアップコンという会社名は、
まだ正式に登記されてはいませんでした。
住所は同居させてもらっている親の自宅の住所で、
電話番号は携帯電話の番号。
FAXは親の自宅の電話番号がFAX兼用なので
その番号を使わせてもらっています。
私はOさんに今、会社設立の途中であることを説明しました。
そして、T社のShimさんとの会話の内容を説明したところ、

「松藤さん、
私は西日本の担当なので東日本担当の営業を紹介します。
ここで少し待っててもらえますか。」

と言い、大会議室から出ていきました。
数分経って、Oさんと一緒にSKさんが入ってきました。

SKさんは30代前半くらいの若さで、
全身からエネルギーが満ち溢れている様に感じられました。

「P社のSKと申します。」

「アップコンの松藤です。よろしくお願いします。」

「松藤さん、
お話はSKが伺いますので、よろしくお願いします。」

と言ってOさんは部屋を出ていきました。

「それじゃあ、松藤さん、お話伺いますよ。」

と、SKさんはニコニコしながら私に話しかけてきました。
会議室の大テーブルに私とSKさんは向かい合った状態で座っています。

 

ここから、長い長いミーティングが始まることになりました。

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