※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
8月9日(金)19:57
神奈川県西部で震度5弱の地震が起こりました。
私はちょうど自家用車で保土ヶ谷バイパスから
東名高速道路の町田ICへ向かっているところでした。
10日の土曜日は東名高速道路下り車線が
45キロの渋滞予測が出ていて
到着時刻が読めないため
前日に移動しようとしている最中でした。
突然、携帯から緊急地震速報のアラーム音が響きます。
みなさんは、車の運転中に緊急地震速報が鳴ったらどうしますか?
私はハザードランプを点滅させました。
しかし、私から見える範囲の車は何事もなかったかのように
進んで行きます。
運転中に大地震が発生した時は、
周囲の車が地震発生の情報を知らないことも考えられるので、
慌てて自分だけスピードを落とすようなことはせず、
周囲の状況を確認しながらハザードランプを点滅させ注意喚起しま
その後、スピードを落としてハンドルを切って
道路の左側に車を寄せ停止させます。
私は車を止めて、家に電話をかけたかったのですが
片側3車線の真ん中の車線を走行中で
誰もスピードを落とすことなく、
ハザードランプも点滅させることなく進んで行きます。
私はラジオをFMからNHK AMに変えました。
すでに番組は地震の情報を流しています。
私が走行しているエリアは震度3のようでした。
そして向かう先の途中がちょうど震源地で震度5弱のエリアでした
結局、車を止めることもできず、
運転中なので電話もできず、
町田ICから東名高速道路下り車線に入りました。
東名を運転中、情報版に「東名通行止め」の表示が出てきました。
厚木で高速を下ろされます。
もう、目的地までは東名は使えません。
海沿いを小田原まで走り、今度は箱根峠を越え、
夜間であり、さらに雷雨の中での山道走行になってしまいました。
ようやく宿泊地の御殿場近くまで来て、コンビニに車を止めます。
家に電話して無事を確認できました。
もう30分ほど運転してホテルへ到着しました。
チェックインするとエレベーター前には人が列を作っています。
なんと、地震でエレベーターが故障して修理中だということです。
私の階は6階。
階段で上がっていこうかと思ったのですが、
傘をさしながら荷物を上まで運ぶのは大変です。
4階と5階の人たちはホテルの傘を借りて
外階段を使って上がっていきました。
私はいつ修理が終わるかわからないエレベーターをロビーで待つこ
雨中の照明もほとんどない山道走行で結構疲れていました。
ホテルのロビーで缶ビールを飲みながら30分ほど待ちます。
ようやく故障が直ったようです。
エレベーターで6階へ上がり自分の部屋へ入ることができました。
普段なら1時間半で行ける距離が、3時間半かかりました。
たったこれだけのことでも大変でした。
前日の8日には宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.
「南海トラフ地震臨時情報」も発表されていて
本当に大きな地震がすぐ来るのではないかと思いました。
私はこのメルマガで
「天災は忘れる暇もなくやってくる」
と何度も言っていますが、
日頃の準備の必要性をひしひしと感じ、
時間に余裕を持った行動をすることの重要性を再認識した1日とな