※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
【アップコン起業秘話】第417号(2024/8/16発行)
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「もちろん投資なんですけど、
会社をあまり目立たせたくはないようで、
規模も大きくする必要はないという考え方でした。」
「何でですかね?」
「“彼”
それは税金もそうだし、人件費すら必要最低限に抑えておきたいと
いつも言ってるような人なんです。」
「ビジネスをしていくには税金を支払うというのは
当たり前のことですけどね。」
「はい、その通りです。
しかし“彼”はいかにして税金をなるべく払わないように
できるかというところに興味があって、
適正な税金を払うという考え方には否定的な人でした。」
「松藤さん、前の会社を辞めてよかったんじゃないですか?」
「私も今になっては本当に辞めて良かったと思っています。
ずっと“彼”の言うままに社長をしていたら
何か悪い方向に行ってしまいそうな気がします。」
「それでうちの社長がさっき言った
今後のビジネスの成長性についてなんですが
具体的な数字を出すのは今はまだ難しいですよね。」
「はい。具体的な数字を出せなくて本当にすみません。
ただ、
やはり業務を止めずに床を直せるというのは
社会貢献度も高い事だし、
ニーズは絶対にあると前社の経験から実感しているからです。
そして、今後の日本の将来を考えても、
人口は減少してくることから
今までのようなスクラップアンドビルドのような世の中から、
良いものを作って長く使い続けたり、
今ある物をより長く使い続けるための方法とか工法とかが必ず
重要になってくると思っています。
ただし、
その時にノンフロンのウレタン樹脂で床の沈下修正ができるのであ
これはビジネスとしても成功するだろうし、
何といっても人々に喜んでもらえるビジネスになるんじゃないかな
専務が話に入ってきます。
「松藤さんは今回の起業は初めてじゃないですよね。」
「はい。
私個人としては、
1社目がオーストラリアにいた時に設立した建築設計事務所で、
2社目が前社になります。
3社目のアップコンは今までの経験を活かして必ず成功させるつも
「そうですか。
うちの会社も10年ほど前にスピンアウトして設立された会社だか
創業時の大変さはよくわかります。」
専務は社長の顔を見ながら話しました。
「社長、私たちも最初は苦労しましたねぇ。
なにか松藤さんと話していると私たちの昔の頃を思い出しそうです
私たちもノンフロンのウレタンを世の中に出すんだっていう気概を
スピンアウトしたんですもんね。
それが今、
しかも私たちが考えたこともなかった利用方法を提案してくるなん
面白いもんですねぇ。」
専務もSKさんも社長の顔をずっと見ています。