※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
→【メールマガジンの新規登録はこちら】
こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
能登地方で元日の能登半島地震に続いての自然災害が起こりました
秋雨前線により20日(金)の深夜から雨が降り出し、
21日(土)の午前8時頃から急激に雨が強くなってきました。
11時頃にかけての3時間に集中して雨量が増し、
3時間雨量は最大222.0mmを記録しています。
輪島市の9月一か月の平均雨量が214.5mmですので、
いかに集中的に雨が降ったか想像できます。
この雨により、また多くの方が犠牲になられました。
心からお悔やみ申し上げます。
「人知を尽くして天命を待つ」
という言葉があります。
「人間の能力で可能な限りの努力をしたら、
あとは焦らず静かに結果を天の意思に任せる」
という意味です。
私たちは自然災害に対して
未だ、可能な限りの努力をしているとは言えないでしょう。
主な自然災害には
(1)土砂崩れ・地滑り等の土砂災害
(2)高潮災害
(3)冬季の風浪災害
(4)海岸浸食
(5)台風災害
(6)地震災害
(7)津波災害
(8)液状化災害
(9)河川の氾濫災害
(10)地盤沈下
(11)火山災害
(12)豪雪被害
等があります。
-引用―
濃尾・各務原地名文化研究会 災害立国日本/災害地名の実情 三澤博敬氏 より
http://noukakuken.jp/lecture/
これらの自然災害をよく見てください。
単発で起こる物もありますが、連動して起こる物も多くあります。
今回の能登の災害は
大雨により、
(1)土砂崩れ・地滑り等の土砂災害
と
(9)河川の氾濫災害
が同時に起こりました。
そしてその前に、
(6)地震災害や(8)液状化被害、(10)地盤沈下
が起こっていたため
被害がより一層大きくなった可能性があります。
災害大国というネーミングは決して名誉なことではありません。
以前、日本は「公害ニッポン」と言われた時期がありました。
そこから見事にマイナスをプラスに変えて、
今や環境技術では世界でもトップクラスの国のひとつになっていま
私たちは今、能力の限りを尽くし、努力し、
「災害大国ニッポン」を脱却し、
「防災大国ニッポン」へと変貌する必要が
急務の課題となっています。
P.S.
お知らせです。
9月26日(木)27日(金)
東京ビッグサイトで開催される
「ハイウェイテクノフェア2024」にアップコンが出展します。