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2025.02.07ニッポン上げろ!

第466号(2025/1/31)道路陥没は続く

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

覚えていますか?
昨年の9月。
たった4か月前のことです。

社長メルマガ「ニッポン上げろ!」の
タイトルは「道路陥没」でした。第429号(2024/9/27発行)道路陥没

 

再び道路が陥没しました。


1月28日、埼玉県八潮市の県道で
道路が陥没し、トラックが転落しました。
このメルマガを書いている1月31日現在、
男性運転手は未だ救助されていません。

令和4年度末における、
全国の下水道管渠(かんきょ)の総延長は約49万kmです。
その内、標準耐用年数50年を経過した管渠の
延長約3万km(総延長の約7%)が、
10年後は約9万km(約19%)、
20年後は約20万km(約40%)と今後は急速に増加します。
 (出典:国土交通省ウェブサイト 下水道の維持管理

現在、国を含めた自治体では
道路下の空洞をコンサル会社の地中レーダで調査しています。
そして、空洞箇所が判明したら、
現状は大きな空洞箇所のみを、道路を掘削して補修しています。
これは時間もお金もかかる方法です。
なので、補修工事はなかなか行われません。
自治体の予算の問題でもあり、工法の問題でもあります。
よって調査と補修の間に
大きなタイムラグが発生してしまうのが現状となっています。

このメルマガで私は何度も  
「天災は忘れる暇もなくやってくる」
と呼びかけています。
しかし、道路の陥没は天災ではありません。
人災です。
防ぐことができる人災を放っておいてはいけません。
調査だけではだめです。
小さな空洞はやがて大きな空洞になっていきます。

「いつ?」

分かりません。
だから空洞箇所が判明したら、素早く補修する必要があります。
大きな空洞も小さな空洞も。

アップコンでは道路の陥没を未然に防ぐための工法を開発しました

道路の陥没防止「ウレタン空洞充填工法」
※画像をクリックするとリーフレットがダウンロードできます

道路を掘削しないので交通規制を最小限にすることができます。
管に空いた小さな亀裂は特殊ウレタン樹脂で外側から塞ぐことができます。
塩化ビニル製の管にも特殊ウレタン樹脂の発泡熱は影響しません。
そして、耐薬品性も検証されています。
たとえば硫酸など。

アップコンは
「ウレタン空洞充填工法」が全国で早く普及するように努力します。
 日本の道路は世界で一番安全な道路と言われるように。

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