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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
3月11日。
今日は東日本大震災から14年目の日です。
犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表し、
こちらの動画をご覧ください。
※再生時間 30秒(音は出ませんので)
リンク先:NHK 3.11 東日本大震災 “M9.0巨大地震”の衝撃 その後も地震活動活発に
https://www3.nhk.or.jp/news/
東日本大震災から2021年3月までの10年間に
「余震域」で発生した最大震度1以上の揺れを伴う地震は
1万4000回を超えました。(気象庁)
単純に14,000回を1年365日✕10年間で割ってみたら
1日当たり3.8回地震が起こっていることになります。
それも東日本大震災の余震域のみの回数です。
日本全体で考えたらもっと大きな数字になることでしょう。
改めて日本は「地震大国」なのだと認識します。
地震による被害は自然災害と定義されています。
自然災害とは
「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火
その他の異常な自然現象により生ずる被害」
と定義されています。(被災者生活再建支援法2条1号)。
自然災害の中でも
台風や大雨・大雪などはある程度までは予測が可能で
事前の対策を取ることが可能です。
地震は現在、予測は困難ですが、
建物を耐震化するなどして、やはり対策は可能です。
東日本大震災時、
東北地方整備局長だった徳山日出男さんの言葉を借りると
徳山さん
「あのときの機転だけでできたことなんて、
一つもなかったんですよ。
備えていたことしか役には立たなかった。
災害が起きる前にどれだけ準備できていたか、
というのが非常に大きかったんです。」
「天災は忘れる暇もなくやってくる」
であれば、
私たちにできること、
私たちがやらなければいけないことは、
備えること、準備することです。
先ずは簡単なところから始めたらいいんです。
でも、それすらやってない人、やらない人もいますけどね。
「あなたは何をもっていく?」
ゆうちゃみさんも言ってますよ!
避難時必要なものを集めた自分なりの防災バッグを準備しましょう
ちなみに私の場合、事務所の席のすぐ近くと、
家のリビングの私の席のすぐ近くにヘルメットを置くようにしまし
こんなことからでも始めてみませんか。
そして、少しずつでも災害時の備えを充実させていきましょう。
日本の避難所の環境は先進国のものとは思えません。
未だ劣悪です。
床に雑魚寝です。
「スフィア基準」って知っていますか?
避難所の国際基準のことなのですが
日本ではあまり知られていません。
そしてこの基準が満たされている避難所は少ないと言われています
「災害関連死」
災害を生きのびたあとに身を寄せる避難所で、
命を落とすという深刻な現実。
「地震大国」といわれているだけで
「防災大国」には程遠い日本。
3.11から14年経ったのに。
「天災は忘れる暇もなくやってくる」