※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
クラックスケールと言います。
クラックスケールとは、
コンクリートの構造物やコンクリート製品のひび割れ(クラック)
クラック幅などを計測するための縁に
垂直に何段階かのクラック幅の直線が印刷された定規。
壁、床等に発生したひび割れ(隙間)の幅を測るもので、
主として0.05mmきざみに0.05mm~2mm程度の
引用:SUUMO(スーモ)住宅用語大辞典 クラックスケール
https://suumo.jp/yougo/k/
私はいつもクラックスケールを持ち歩いています。
沈下修正の専門家として必須のアイテムのひとつだからです。
私たちの周りの建造物には多くのクラック(ひび割れ)
例えばコンクリート床のクラック。
身近なところではホームセンターの建築資材売り場の床などは
コンクリート床の表面が
金鏝仕上げ(かなごてしあげ)や塗装仕上げ(とそうしあげ)で
仕上げられることが多いです。
金鏝仕上げはコンクリートの表面をなめらかに、
ツルツルの状態に仕上げる方法です。
掃除が楽で汚れがつきにくく、見栄えが良いのが特徴です。
また、塗装仕上げは
コンクリート表面に塗料を塗って保護するので、
オイル漏れや汚れに強くなります。
このようにコンクリートが直に見える床は
クラックが発生した場合は、
クラックを隠すことができません。
補修材でクラックを補修すれば、
補修跡が余計に目立ってしまいます。
クラックが発生する原因は様々です。
大きな地震だけがクラックの原因ではありません。
クラック発生の原因が地盤にある場合は、
コンクリートの表面だけを補修しても
クラックはどんどんどんどん大きく長くなってしまいます。
根本であるコンクリート床下の地盤から
地耐力を向上させる必要があります。
もちろんクラック発生は床だけとは限りません。
壁にも発生するし、天井にも発生します。
クラックは意外と私たちの身近にあるものなのです。
そして、長い間放っておくと補修では直せず、
全面やり直しなどとなってしまうこともあるため
実は結構気にしておかなくてはならないものなのです。
ところが、ほとんどの場合、
クラックの存在すら気づかない人が多いのも事実です。
ちょっとの間、
下のコラムを読んでみませんか?
クラックについて詳しくなりますよ!