こんにちは。コンクリートを上げるから”アップコン“のココロです。
最近、少しずつ秋を感じませんか?昼間はまだ暑い時間帯もありますが、日陰や朝晩は、なんとなく涼しいですよね? ちょっと前まで、お花を習っていたのですが、毎年この時期に、秋の七草を花器に生けたもの。 その頃はお花(習い事)で季節を感じていたのですが、最近はカレンダーで感じている、ちょっと悲しい現実です。
「暑さ寒さも彼岸まで。」って言いますが、地球温暖化が問題になっている今でも、日本の四季はまだまだ変わりない?みたいですね。
そんな秋の最初の連休でしたが、いかがお過ごしでしたか? 良い行楽日和でしたね。 アップコンは??アップコンも行楽??? いえいえ、アップコンの技術くんたちは、日本のとある場所で施工していました。またまた東北地方です。
ほ~ら。やってる。。やってる。。。^^
福島県内某ブレス工場。 床下に空隙があって機械が振動して生産に不具合が生じているから、修正してもらえないだろうか、、とアップコンに依頼があったものです。
東北って言えば、宮城県を震源地とした大きな地震が、何度かありましたよね?みなさんもまだ記憶に新しいのではないかと思います。今回のお客様は、機械作業の改善の為だけでなく、今後起りうる大きな地震に備えて、工場を耐震化したい、、という要望もありました。
アップコンの空隙充填は、機械の振動も止まるから、製品も正常に生産できるようになりますが、それだけでなく、またくるかもしれない大きな地震に備えての耐震補強にもなるのです。床下の空隙を放っておくと大きな地震がきたときに、床が陥没するかもしれないし、最悪は建物が崩壊する可能性もあるからね。空隙をなくすことは、とても大切な事なんです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、約1m毎に削孔し、その孔に特殊樹脂を注入している写真です。
注入ホースに注目。。 なが~いでしょ。。 最長80Mまで伸ばせるから、大きな工場でも、入口に小型トラックさえ駐車できれば、修正出来ちゃうんだよ。
空隙充填だけでなく、この工場は最大約50mmの床の沈下もあったのですが、これももちろんあっという間に修正させて頂きました。
ところで、床下の空隙というのは、普段はあまり気がつかないもの。もちろん、床が沈んでいたり、凹んでいたり、段差になっていればわかりますけどね。床は何ともない(沈みや凹みがない)のに、軟弱地盤が原因で、地盤と床の間に隙間(空隙)ができることが良くあるんです。特に日本は軟弱地盤層が多いから、このような状態の床は、日本のあちらこちらの建物に見られるはず。。
・・・どうやったらわかるのかな?
・・・・・ 歩いて居る時に振動があったり、今回の現場のように、製品に不具合が生じた・・なんて時に気がつくものらしい。。 また、沈んでいる床を調査したら、沈んでいない箇所の床下に空隙があったなんて発見もあります。 実際には、空隙充填の修正依頼は、機械を扱う工場が一番多いかもしれません。
でも床下の空隙は、工場だけでなく、倉庫・店舗・学校を始め、道路・住宅などにもあるところはある。床下の空隙充填は、建物を維持するためにはとても大切なこと。少しでもオカシイカモ??って感じた方は、お気軽にアップコンにご相談下さい。