ホームニュース一覧第26号(2020/11/20発行)このままじゃ上司に説明できない
2020.11.25ニッポン上げろ!

第26号(2020/11/20発行)このままじゃ上司に説明できない

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。  



こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

前回、
アップコンが使用しているウレタン樹脂の耐用年数は何年でしょうか?」について

「わかりません。」

という回答のままでした。
もちろん、前回のメルマガを読んでいただいたら

「なぜ?」

というのがご理解いただけたのではないかと思います。
ですが、「やっぱり何年か知りたい」、「このままじゃ上司に説明できない」、
という声が聞こえてきます。
そこで、現時点でできる説明として次のような説明はどうでしょうか。
 
 
1.アップコンは創立時から材料の品質保証を10年つけている。

2.現在、最初の施工(2003年)から17年経過し、
約1,700件の施工物件があるが材料の品質についてクレームはゼロ件である。
(アップコンでは、ISO9001を認証取得し、すべての施工現場に注入された材料を
追跡管理(トレーサビリティー)できるようになっています。)
 
3.施工後10年経過した物件からウレタンをサンプル回収・検査し、
圧縮強度が規定値以上の数値であることを確認している。

4.圧縮クリープ試験を実施している。
JIS K 7135 :1999「硬質発泡プラスチックー圧縮クリープの測定方法」に準拠
試験片形状:50mm x 50mm x 50mm
負荷応力 :0.68MPa
試験時間 :28日(0,1,2,7,14,28日に測定)

 

試験状況

5.国の公共工事に使われている。
その際、EPS工法に使われている発泡スチロール材と同程度の耐久性がある材料であると判断されている。
(EPS工法は1970年代にノルウェーで開発され、1985年(35年前)に導入された。
以降、日本のインフラ整備に多くの実績がある。アップコン工法も工法原理は
1970年代にフィンランドで発明され、2003年より日本で施工実績を重ねている。

6.その他参考
EPS断熱建材総合サイト(最終閲覧日:2020年11月20日)
https://www.jepsa.jp/jepsa_eps/tokusei/tokusei-choki.html
という感じです。

EPS工法で造られた高速道路が発泡スチロールの劣化のために
造り直されたなんて話は聞いたことありませんよね。
前回メルマガでも、紫外線対策は重要ですと言いましたが、
紫外線にさらされていない環境下で使用という条件のもとであれば
アップコンの構造用特殊発泡ウレタン樹脂は少なくとも30年以上の耐用年数が
あるといえるのではないでしょうか。

アップコンではこれからも研究開発を続け、
安心してご使用していただける材料で施工を行っていきます。

カテゴリー