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2021.03.26ニッポン上げろ!

第60号(2021/3/23発行)オーストラリア大使館にて

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。


前回→3/19配信号 日本進出の続きです。

 

4月2週目の火曜日、私は午後4時にK氏に会うため
港区三田にあるオーストラリア大使館を訪れました。

K氏はオーストラリア製品を
日本で販売・普及するためのマーケティングを担当しています。
もともとK氏とは10数年前、
私がシドニーの設計事務所で働いているときに
仕事関係でお互い知り合うことになりました。

それ以降K氏が来豪するたびに、
一緒に食事したりテニスをしたりという仲の良い友人の一人です。

 

大使館の守衛の人に訪問の理由を説明し建物の中に入ります。
自動ドアを通るとすでにK氏は
いつもの人懐っこいニコニコした笑顔で待っていてくれました。
受付で入館手続きを済ませ、K氏について3階のオフィスへ行きます。

大使館の中はとても複雑で、
外部から来た人には必ず入ってきた経路と帰りの経路を変え、
建物の構造がわかりにくいようにしているそうです。
大使館はオーストラリアのDenton Corker Marshall Pty Ltd.社によって設計され、
1990年に竣工したモダンな建物です。
築10年以上経っているのに、
外壁のフッ素塗装をしたアルミパネルがピカピカで新築のようです 

  
さて、K氏が

  
「今日は大使は不在だけど公使が在席しているので、ちょっとあいさつしに行きましょう。」

  
と言います。

私はK氏に相談に乗ってもらうために来ただけなのに、
まさか公使にあいさつするなんて・・・
と思いながら緊張したまま面会することになりました。
私はあいさつに加えて、今回の来日の目的も説明しました。
すると公使は大変興味を持たれ、

 
「オーストラリアにそのような技術があるとは知らなかった。
ぜひ日本で沈下修正のビジネスを成功させてください。」
  
というお言葉をいただくことができました。  
何か、初めて私が沈下修正の現場を見て感激したときに近い、

この工法を絶対普及させて沈下で困っている人達の役に立ちたい」

という気持ちが改めて湧いてきました。

 

   
その後、ミーティングルームでK氏とSさんも交え、
外資会社設立のために必要な弁護士事務所を紹介してもらいました 

もともとオーストラリア大使館の仕事もしている国際的な弁護士事務所で、
私ひとりではとてもそこまでたどり着くことはできないような格式の高い事務所です。
設立状況の報告や必要な資料の請求を“彼”にするため、
バイリンガルな事務所ということが決め手になりました。 

その場で電話し、翌日のアポイントを取ることが出来ました。
オーストラリア大使館からの紹介というネームバリューがあったからこそだと思います。
  

さて、翌日の目途が立ったので一安心した私たちは
大使館内のバーで飲むことにしました。
バーテンダーがカクテルを作る本格的なバーで
ビリヤード台やダーツボードなどもあります。
(ちなみに大使館の屋上にはテニスコートもあります。)

  
K氏は「もう少し早かったら桜が見ごろだったんですけどね。」
と言いましたが、

  
さすが、敷地は蜂須賀侯爵家の屋敷跡だけあり
五分葉桜の立派な桜の木がライトアップされていました。

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