※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
1週間後の正午過ぎ。
私は東京駅近くの某都銀支店に来ました。
”あの” 「申し訳ございませんでした。またのお越しを。」
と私の帰り際に言った“何でも相談員”がいる銀行です。
二度と来るもんか!
と怒り心頭に発した、あの銀行です。
行内に入るとすさまじい速さで、
先日会った“何でも相談員”
まるで「ここからは一歩も入れませんよ」というような態度で
「なんの御用でしょうか?」
と立ちふさがります。
私は、
「会社の口座を開設しに来ました。」
「先日もお見えになられたお客様ですよね。
当行ではお引き受けいたしかねますと申し上げたと思いますが。」
と丁寧に言っているようでも、すごく高圧的な態度に感じます。
前回、
「すみません、N銀行の東京支店から
本日私がこちらへ来るという連絡は入っていないでしょうか?」
「いいえ、そのようなことは伺っていませんけれど。」
「すみませんが、
・ ・ ・
一瞬、間が空いて
「それではお客様のお名前、ご住所等、
と、振込用紙を渡されました。
「これ、振込用紙ですけど。」
「お名前等分かれば何でも結構です。」
「そうですか。」
私は、ボールペンで記入し、相談員に渡します。
「こちらで少々お待ちください。」
私は記入台の隣に立って待ちます。
相談員はカウンター内のひとりに声をかけ、話し始めます。
時折ふたりは私の顔をチラッ、チラッと見ながら話し続け、
カウンター内の人はさらに別の行員へ話し始めています。
私は「大丈夫だろうか?」と不安になりながらも、
K氏の「何にも心配いりませんよ。」
そういえば、オーストラリアの人はよく「NO WARRIES」
と思い出しながら逆に心配が増してきました。
相談員が戻ってきました。
「お待たせして申し訳ございません。」
なぜか今度は好印象な態度。
「カウンターで他のものが対応致しますのでこちらへどうぞ。」
言われるまま一番端のカウンターへ行くと、他の行員が
「お客様、N銀行さまよりご連絡いただいております。
お口座開設とN銀行さまからのご送金、
新口座へのご入金のお手続きをさせていただきます。」
「えっ!本当ですか?」
「少々お時間かかりますが大丈夫でしょうか。」
「もちろんです。お願いします。」
・ ・ ・
「お待たせしました。
これですべてのお手続きが完了しました。
お口座開設とご入金、ありがとうございます。」
「いえ、こちらこそありがとうございます。」
私は新しい通帳をカバンに入れ銀行を出ようとすると、
”あの”相談員が駆け寄ってきて
「ありがとうございました。」
と軽く会釈し、別の客の元へと素早く移動していきました。
(あんなに私のことを見下すような態度を取っていたのに)
・ ・ ・
その日の夜、私は”彼“に報告しました。
”彼“は口座開設にこんなにも時間がかかるのかと
不思議に思っていましたが、
最終的には開設できたことを喜んでくれました。
しかし、一番不思議に思っているのは当の私自身でした。
なんで銀行口座が作れたんだ!