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2021.07.12ニッポン上げろ!

第91号(2021/7/9発行)設立 その3

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
前回の続きです。→ 2021/6/29号【設立その2】

 

 


  
名古屋という都市について、私はほとんど土地勘がありませんでした。  

以前、シドニーで知り合った友人が実家の名古屋へ帰ったということで

一度遊びに行ったことがあります。
その時は東山動植物園へ一緒にコアラを見に行きました。

シドニーではタロンガ動物園へ行けばいつでもコアラに会えるのですが、

友人にとっては久しぶりにオーストラリアを思い出す機会になったと思います。  

ということで、私にとっての名古屋の印象と言ったら、

東山動植物園・コアラだけでした。  
   


新幹線で名古屋駅へ到着すると、

先ずはバスに乗って名古屋城へ行くことにしました。 

私は新しい土地へ行くときの移動手段は、基本、

バス>レンタカー>タクシーです。  

特にバスは高い位置から景色を見ることができるので

街の様子を見るにはもってこいです。  

衝撃を受けたのは通称「100m道路」と言われる道路。  


なんて幅広なんだろう!  


幅員100m以上の道路は日本に3本しかなく、

そのうちの2本が名古屋市内にあるそうです。
そして、コンクリート舗装道路が多いということ。  

これは重要です。  


日本全国の道路の内、コンクリート舗装道路はおよそ5%。

私たちの身近な道路は、ほとんどがアスファルト舗装道路です。  

以前はもっとコンクリート舗装道路の割合が多かったのですが

だんだんアスファルト舗装道路に取って代わっていきました。
その貴重なコンクリート舗装道路が大都市・名古屋のど真ん中に存在しているとは。  


コンクリート舗装道路とアスファルト舗装道路は

それぞれメリットとデメリットがありますが、
コンクリート舗装道路のデメリットの一つが、段差ができやすいということ。  

その段差はウレタン樹脂の発泡で修正することができるので

これは「名古屋は宝の山だ!」と思ったものでした。
なかなか幸先の良い現地視察の始まりです。
名古屋城へ到着すると、早速天守閣に登り、名古屋市内を俯瞰します。  

さすが「尾張名古屋は城でもつ」と言われるだけあって、

日本三名城に数えられる城の天守閣からの景色は壮大です。  

私は新しい土地へ行くときは、

まず一番高いところへ行き、街全体を見回します。  

そして東西南北を頭に入れて城の位置、駅の方向、海、山と言うように

だんだんと方向感覚を頭に刷り込んでいきます。
この習慣は子供の頃からなぜかずっとやっていました。
(そのせいか初めての土地でもなぜかよく場所を尋ねられます。)  
   


さて、名古屋城の後は名古屋港へ向かいました。

名古屋港と言ってもとても広いので名古屋港水族館へ行ってみました。  

そこで感じたことは、港のほとんどが埋立地であり、

そして多くの工場がそこに立地しているということでした。  

「さすが、自動車産業が集積されている名古屋だ。」  


そして工場→埋立地→沈下という具合に、

「ここには施工物件が多くありそうだ!」というのが私の第一印象でした。  

 名古屋は事業展開をするにはもってこいの場所だなと思いながら

次の都市、福岡を目指して、また新幹線で移動することになりました。

 

 

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