※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ
〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第103号(2021/8/20発行)
上場して何か変わった?
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 |
東京証券取引所 TOKYO PRO Market に上場してからほぼ1か月が経ちました。 上場するという経験はなかなかできないものです。 「上場して良かった?」 「もちろんです。」 「上場して何か変わった?」 「うーん。いつもと一緒かなぁ。」 そう、上場しても目の前の状況が劇的に変わるわけではありません。 上場したら急に売り上げが上がるというようなビジネスではないし、 これまでコツコツと積み上げてきた信用と実績を、 これからも着実に踏襲しながら積み増していくというのがアップコンの基本路線です。 もちろん目には見えないけれど社会的信用力は上場によって高まったのは事実です。 これからはより高まった信用力・信頼度をバックに実績を積み上げていきたいと思います。 さて、上場企業に求められる基本事項の一つとしてコンプライアンスがあります。 コンプライアンス=法令遵守 ですね? コンプライアンス違反の事例として、以下の9種が挙げられます。 |
・不正会計(粉飾決算など)
・製品偽装(性能の偽装、産地偽装、賞味期限の偽装など)
・不正受給(助成金の不正受給など)
・衛生管理の不徹底(食中毒の発生など)
・情報管理の不徹底(個人情報の流出など)
・不適切な労働環境(過度な残業、賃金未払い、パワハラなど)
・著作権侵害(著作物の無断使用、不正コピーなど)
・景品表示法違反(根拠のないNo.1表記など)
・出資法違反(投資詐欺など)
パワハラもコンプライアンス違反です。 「ずっとパワハラをしていた上司が会社から処分を受け、 地方に転勤となり、しばらくして退職した」 という出来事が最近とある会社でありました。 この事実にはいろいろな問題が含まれています。 まず、パワハラ自体良くないことですが、それがずっと行われていたということですね。 この時点でこの会社のコンプライアンスはどうだったんだろう?と疑問です。 そして、その処分が地方転勤とは未だに「昭和」が続いているような感じですね。 会社は転勤後の退職まで想定していたのでしょうか? コンプライアンスの問題は日常の些細なことから発生してきます。 小さな芽のうちに摘み取ってしまわないと どんどん根を張り大きな問題へと発展してしまいます。 そのためにも会社全体でコンプライアンスを理解し、実行していくということが重要です。 コンプライアンス=「法令を遵守する」 だけではありません。 コンプライアンスには |
「法律として明文化されてはいないが、
社会的ルールとして認識されているルールに従って企業活動を行う」
という意味があります。 ・ ・ ・ 「上場して何か変わった?」 「はい。 企業活動を行う上で、コンプライアンスに関してより一層、 自覚と責任をもって取り組むようになりました。」 |