※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ
〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第120号(2021/10/19発行)
健康経営
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 (京都のホテルから) 久しぶりに京都へ出張できました。 コロナ禍の中、6月の仙台以来今年2回目の出張になります。 2年前までは年の1/3は出張していたのに、すっかりライフスタイルが変容してしまいました。 昨日、京都市内のS精機社・会議室内で 「健康経営パネルディスカッション」が開かれました。 私はそのパネラーのひとりとして出席しています。 他にS精機のI会長、名古屋からO運輸のN社長、 そして主催者であるI社のK社長の4人でディスカッションをしました。 皆さんの名前、イニシャルで表記しましたが各々健康経営を実践している有名な方ばかりです。 さて、この健康経営パネルディスカッションのテーマはというと 「健康経営の再定義についてブライト500企業の想うところ」 となっています。 なかなか難しそうですね! そして事前に質問がありました。 問1:人はコストか資本か、人はモノ・金・情報で代替可能か不可能か 問2:経営理念+ビジョンと健康経営の関係性 問3:社員の働きがいの実現と経営理念の関係性 うーん?ますます難題。 ・ ・ ・ 実は、今年の7月19日に 「未来を築く、健康経営」 ―深化版:これからの健康経営の考え方について― という提案が、NPO法人健康経営研究会、健康経営長寿産業連合会、 健康経営会議実行委員会より発表されました。 A4で14ページにわたる提案書ですが、なかなか近未来を予測している考え方だなと理解しました。 NPO法人健康経営研究会(2006)によると健康経営について |
【健康経営とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。従業員の健康管理・健康づくりの推進は、単に医療費という経費の節減のみならず、 生産性の向上、従業員の創造性の向上、企業イメージの向上等の効果が得られ、かつ、企業におけるリスクマネジメントとしても重要です。 従業員の健康管理は経営者であり、その指導力の元、健康管理を組織戦略に則って展開することが これからの企業経営にとってますます重要になってくるものと考えられます。】 |
と発信されています。 これ、2006年のことなんですね。 世の中がようやく健康経営に目を向け始めてきた最近より15年も前から啓発されていました。 すごく時代の先を読む考え方です。 そして今回、NPO法人健康経営研究会(2021)では、 15年ぶりに深化版の健康経営についての考え方が発信されています。 |
【健康経営とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との 基盤に立って、健康を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。今後は、「人という資源を資本化し、企業が成長することで、社会の発展に寄与すること」が、これからの企業経営にとってますます重要になっていくものと考えられます。】 |
NPO法人健康経営研究会HPより抜粋 |
さて、この中に「人という資源を資本化し、」という文章があります。 これが今回のパネルディスカッションでも最も重要なポイントであり、 また健康経営研究会が次の近未来を予測しているキーワードなのではないかと思います。 パネルディスカッションの内容はこれから編集されて発信されるということです。 時期がわかったらまたご報告いたします。 |
P.S. 健康経営の新定義をもっと知りたい方はこちら↓↓ 未来を気づく、健康経営 (NPO法人健康経営研究会/健康長寿産業連合会/健康経営会議実行委員会) |