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2021.12.01ニッポン上げろ!

【社長メルマガ】続・2階の床を上げてください!!!

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

第131号(2021/11/26発行)

続・2階の床を上げてください!!!

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
第129号(2021/11/19発行)2階の床を上げてください!!!の続きです。

   
社内では技術提案会議が開かれています。
そもそも2階の床は対象外として一蹴してしまうことは簡単です。
しかし、アップコンは「沈下修正の専門家」です。
お客様がお困りなら、それが2階の床であっても先ずは検討してみます。  


 1週間後、床の構造を確認するために調査をすることになりました。
築年数がかなり経っており、しかも床の補修履歴もわからない建物です。
もちろん図面も残っていませんでした。
アップコンのエンジニアは床レベル測量だけではなく、
床に直径16ミリの孔をあけ、CCDカメラをその孔に挿入し床の断面を調査します。  

下図のような床構造であることがわかりました。


この報告によって、再度技術提案会議が開かれました。
結果、施工は可能と判断しました。  

報告書とお見積書をお客様へ提出します。

それから約2週間後、お客様の社内でも検討の上、
今期の予算で施工を行うことが決まりました。
相当お困りだったことがこのスピード決定でもわかります。  

アップコンと契約を交わした日は、

お客様からのフリーコールを頂いた日からちょうど1か月経っていました。  
   



10月のとある日、アップコンの施工が始まりました。  



2階の床を上げるという、なかなか経験することのない現場です。

特殊な床構造であること、
さらに、食品製造工場であるため衛生管理には最大限の注意が必要です。
また、過去に別業者がステンレス板をアンカーで固定しているため、
コンクリート床は孔が貫通した状態になっています。
その貫通孔からウレタン樹脂が下層階の1階へ漏れ出たりしたら
大変なことになってしまいます。  


アップコンは2階の沈下修正と同時に、1階の養生と管理も同時に行いました。


2階のスタッフと1階のスタッフが無線で連絡を取りながらの作業になります。

1階のスタッフは2階から指示のあった注入位置をしっかり管理しています。
2階の注入はミリ単位でのレベル調整を行っています。
上げすぎては逆勾配が付くだけではなく、
今度は修正もできなくなってしまうからです。
1孔1孔慎重に注入作業を繰り返していきます。

高い精度を要求されているため、

1孔当たりの注入による影響範囲を通常注入よりも極端に狭くしています。
そのため時間も通常の倍以上かかりましたが、
お客様の営業を止めることなく無事に施工完了です。  
   
施工前は傾斜していた床もフラットになり、

また、断熱ウレタンの劣化によるふわふわした感じの床も
アップコンの特殊ウレタンが注入されたことにより、
違和感を全く覚えることのない普通の床に戻りました。
お客様も大変喜ばれていました。  

  
このような難易度の高い沈下修正工事は

アップコンの技術力をより一層高めることにもつながります。

沈下した床でお困りの方は
「沈下修正の専門家」アップコンへご相談ください。

 

 

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