※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ
〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第161号(2022/3/8発行)
完走?東京マラソン2021
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 一昨日、3月6日(日) 東京マラソン2021が開催されました。 やっと開催されたな、という感じです。 当初は2020年3月1日に3万8000人の一般ランナーに加え、 1万人超のボランティア、100万人規模の沿道の観客という 「東京がひとつになる日」というコンセプトの下に開かれる予定でした。 それが、コロナウイルスの影響で延期、延期が何度も繰り返され、 名称も東京マラソン2020から2021へ変更となり、 海外からの参加者はシャットアウト。 参加人数を2万5000人まで絞って開催できるようになりました。 (実際は1万9188人が参加) 徹底した感染対策はテレビ等でも紹介されていましたが 私も初めてPCR検査を受けました。 |
私は前日にスタート地点近くに宿泊。 |
マラソン当日。 07:00からスタートエリア入場開始です。 09:10に第1ウェーブと呼ばれる招待選手やサブ3、サブ4の記録保持者がスタートします。 私のスタートは09:35の第3ウェーブです。 今年はスタート時がそんなに寒く無くて助かりました。 寒いとトイレの前が大行列になります。 スタート地点まではブロックごとで整列して待っています。 8時頃でこんな感じ。 |
09:10 いよいよ第1ウェーブのスタートです。 遠くからスタートを知らせるピストル音が聞こえました。 周りの人たちが一斉に拍手します。 整列時もマスク着用、会話は禁止です。 整列しながらゆっくりとスタート地点へ移動します。 09:35 第3ウェーブ(J~Lブロック )がスタートです。 と言っても後方にいる私はまだまだスタート地点に到達していませんけど。 |
さて、結果はというと。 15キロまではペース配分も予定通りだったのですが、 17キロ過ぎから左ひざに激痛が。 「あ~っ、来ちゃった。」 左ひざ外側が痛いのと、足を前に出そうとするのですが力が入りません。 腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)、一般的にランナー膝と呼ばれています。 長距離ランナーに多い炎症で私の場合はある程度の距離を走ると痛みが生じます。 なので、練習もMAX15キロまででだましだましやっていましたが やはり15キロ過ぎで出てきちゃいました。 サポーターで両ひざをガチガチに固めていたにもかかわらず・・・。 2017年11月、初マラソンは大阪マラソンでした。 この時は右ひざが痛くなり、その後、鵞足炎(がそくえん)と診断されました。 2018年2月、初東京マラソンでは右ひざ鵞足炎、左ひざ腸脛靭帯炎となり 痛みに耐えながらゴールした経験があります。 今回はひざが痛くならないようにと注意していたのですが、やっぱり。 走→歩→走→歩の繰り返しです。 ここで自己記録更新は諦めてプランB、完走を目指すことに目標変更です。 ほとんど歩いているので時間がどんどん過ぎていきます。 20.9キロ、緑1丁目交差点では関門閉鎖時刻まで40分の余裕で通過しました。 その後だんだんと閉鎖時刻が近づいてきます。 「う~ん。 これはこれで東京マラソンの新しい楽しみ方かもしれないな。」 と、なるべくポジティブに考えるようにして 痛みが出ない程度に走→歩→走→歩を繰り返します。 24.7キロ、深川1丁目交差点12:46通過。 閉鎖時刻にはまだ34分ありますが、6分短くなってきました。 29.2キロ、浅草橋交差点では周りの景色に見とれて閉鎖時刻の標識を見落としていました。 33.5キロ、数寄屋橋交差点。 残りも10キロ切りました。 関門閉鎖時刻14:35、現在14:17。 「ヤバい。後18分しかない。」 沿道からは「マラソン楽しんで~。」と応援の声が。 ちょっと楽しめない状況になってきました。 と言っても今更スピードアップすることもできず、ひたすら歩くだけです。 田町の折り返し地点へ向かう途中、37.8キロの関門が見えました。 最後の関門。そこを通れば後はゴールだけです。 スタート時はポカポカした陽気だったのが、 だんだん強風も吹くようになり体が冷えてくるのがわかります。 ここで止まって屈伸なんかしたら全身つりそうです。 どんどん他の競技者に抜かされながらも真っ直ぐ前を向いて歩き続けます。 37.8キロ、芝5丁目交差点。 関門閉鎖時刻15:15,現在15:00ジャスト! 「やった~っ!」 最後の関門通過。 これでゴールまで残り4キロ余りを1時間ちょっとで歩けば完走です。 閉鎖時刻との追いかけっこ、楽しむことができました。 大会関係者の皆さま、ボランティアの方々、沿道の応援の人々に感謝です。 |