※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ
〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第165号(2022/3/22発行)
備えあれば・・・
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 福島県沖を震源とする地震により被害を受けられた皆さまに、 心よりお見舞い申し上げます。 3月16日(水)23時36分頃、 福島県沖を震源とする地震が発生しました。 その5日前の3月11日、 社長メルマガ「ニッポン上げろ!」でも“東日本大震災から11年”と題して |
3.11を風化させることなく教訓として 必ず来る巨大地震への備えを私たちは怠ってはいけません。 と述べさせていただきました。 福島県・宮城県では今回の地震のみならず 昨年も震度5弱/5強レベルの地震が何度も起こっています。 アップコンでは、 昨年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震により 被災したエリアの沈下修正工事を今年3月13日に終えたばかりでした。 にもかかわらず、16日に発生した今回の地震で 同エリアが再び被災したという連絡を受けました。 せっかく復旧した建造物が再び被災するということに いたたまれない気持ちになります。 「備えあれば憂いなし」 は中国の故事(「書経」の「説命(えつめい)中」)に由来する故事成語です。 意味は 「常日頃いざというときの準備を怠らなければ、万一の事態が起こっても、少しも心配することはない」 ということです。 殷の時代、傳説の言葉であると言われています。 殷の時代って紀元前17世紀から紀元前11世紀ごろの話ですよ! そんな大昔から言っているのに。 台風などは気象情報の進歩によって早期予報の確度も向上し、 さらにメディアの報道も伴って、 以前に比べて被害も比較的少なく抑えられるようになってきました。 しかし、地震予知に関しては未だに “今後30年以内に大地震が起こる確率は○○%”などと言っているレベルです。 私たちが欲しい情報はいつ、どこで、どれくらいの大きさの地震が起こりますよ という確度の高い情報です。 30年以内に・・・では、なかなか「備えあれば」という気持ちにはなりにくいのかもしれません。 緊急地震速報が鳴ってからではできることは限られています。 しかも3月16日の地震では神奈川県では緊急地震速報は鳴りませんでした。 1月には「津波が来ます!」 という緊急地震速報が深夜に20回以上も鳴ったのに。 地震に関しては、世の中まだまだこの程度なのです。 だから、「備え」は大事です。 |
もう一度、もう一度、もう一度、
地震対策を見直しましょう。