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2022.06.28ニッポン上げろ!

第192号(2022/6/24発行)採用活動・その1

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。  


 今回は【アップコン起業秘話】第175号(2022/4/26発行)難題の解は?2の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら






鳥栖で資材倉庫を借りる目途が立ち、
機材コンテナを移動させるトラクター、シャーシ、
そして運転手も一応何とかなりそうです。  


 6月も後半に入ってきました。  


この時期の難問は2つ。

ひとつは、まだ1件も受注できていないということ。
そしてもうひとつは受注できたとしてもサポートする人材がそろっていないということです。  


人を採用すれば、そこからいろんなコストが発生します。
売り上げが無くてもお金はどんどん出ていきます。
この問題は起業時の最大のリスクではないでしょうか?
しかし、もうどちらも待っているわけにはいかなくなってきました。

7月中旬にシドニーから機材一式が装備されているコンテナが届くことになっています。  
同時に倉庫の賃貸契約もスタートします。  

何もしなくても、もうお金が出ていくことがわかっています。
であれば、お金が入ってくるようにしなくてはなりません。  
そう、採用活動しながら営業して受注しなくてはならないのです。
4,5,6月と3か月間一人で営業しつつも実績はゼロ。  

ここからは、人を増やして営業力をパワーアップして
早く受注につなげる方向に方針を変更です。  
   


採用活動は全くやってなかったわけではありません。  

まだまだネットでの人材募集がマイナーな時代でした。
みんな公共職業安定所へ行っていました。
今はハローワークと呼んでいますが、当時は‘職安’と呼んでいました。
2月には福岡の赤坂にある職安で求人募集を申し込んでいました。  

「技術者募集!」です。
  
職安のいいところは費用が掛からないことです。
新聞で求人広告を出したらそれなりの費用が掛かってしまいます。
なるべくコストを抑えて採用活動をしなくてはなりません。  



3月の後半、一人の若者が職安を通して紹介されました。  

30代前半の真面目そうな人です。 
まだ、在職中だけど会社には退職届を出していて
引継ぎとかがあるので4月の後半くらいからなら働ける、とのことです。
建設業で働いていて1級土木施工管理技士の資格も持っています。
素晴らしい人材です。 

私たちはお互いに話し合い、
彼に6月か7月くらいまで入社するのを待ってもらうことになりました。
そしてシドニーからコンテナが届く日がわかったらすぐに連絡をして、
入社してもらうということを了承してもらいました。  


 今、ついに彼に連絡を取る時がやってきたのです。

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