※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 今回は【アップコン起業秘話】第194号(2022/7/1発行)採用活動・その3の続きです。 【アップコン起業秘話】まとめはこちら 「プルルルル。」 ・・・・・ 知らない携帯番号だから電話に出てくれるだろうか? と、 「もしもし?」 「あっ、私、松藤と言います。 シドニーで一度一緒に仕事したことがあるのですがわかりますか?」 (ちょっと早口でしゃべります。) 「あ~、お久しぶりです。」 「実は、私も今日本に戻ってきて、こちらで会社を設立したんです。」 「そうですか。」 「それで、今人を探していて、DIさんはもう日本で就職していますか?」 「今年の2月から働き始めたばかりです。」 (やっぱりね~。残念。) 「そうですか。それはおめでとうございます。」 「どういう会社を作ったんですか?」 「はい、ウレタンを使って沈下したコンクリート床を修正する事業です。 オーストラリアの会社の日本法人になります。」 「今は一人でやっているんですか?」 「そうなんです。あの、久しぶりにお会いできませんか? お互いの近況を情報交換させてもらえたらと思うんですけど。」 「いいですよ。来週の日曜日だったら空いています。」 日曜日の午後、私たちは都内で会いました。 彼は日本へ帰国してから結婚し、 最近になってコンサルティング会社に就職したということでした。 私は今までの日本法人設立の経緯を話し、 もうすぐ施工機材一式がオーストラリアから到着することや、 技術を任せられる人も内定し、今はタイミングを少し待ってもらっていることなどを説明しました。 「それでは現在は松藤さんとKZさんのふたりだけなんですね?」 「そうなんです。それで、経理の経験もあって、 シドニーでビジネスをしていたDIさんはピッタリな人材じゃないかと思って電話したんです。」 「もうちょっと早く、この話が来ていたらすぐOKって言ったと思いますよ。」 「えっ?本当ですか?」 「面白そうじゃないですか。」 「そうなんです。 マーケットリサーチの会社がフィージビリティ調査をして 成功の可能性0%って言ったビジネスです。」 「もし、僕が入社したらどんな仕事をするんですか?」 (少し興味があるのかなぁ?) 「基本は経理・管理業務なんですけど、 まだまだ人数が少ないので何でもやるって感じです。」 「現場にも行くんですか?」 「施工するには最低でも3~4人必要です。 だから最初はDIさんにも施工の手伝いをしてもらうことになります。」 「営業とかも?」 「もちろんです。これはKZさんも含め、全員で営業していかないといけません。」 「本当に何でもなんですね。」 「それと、シドニーの”彼“とのコミュニケーションも 英語が必要なので私と一緒にすることになりますね。」 「面白いとは思いますけど・・・。」 1時間程だけどなかなか中身の濃い再会でした。 そして、翌日、月曜日の昼過ぎ。 「プルルルル。」 |
P.S.
会社を経営していく上で最も難しいことは何でしょうか?
私は「人を採用すること」ではないかといつも思います。