※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
こんにちは! 今回は【アップコン起業秘話】第195号(2022/7/5発行)採用活動・その4の続きです。 |
「プルルルル。」
DIから電話です。 「松藤さん、昨日の話だけど。」 「ええっ!」 「まだ辞めると決めたわけじゃないけれど、 「本当ですかっ!」 「まだ辞めると決めたわけじゃないですよ。」 「そうですけど、せっかく良い会社に入ったじゃないですか。 「もう少しこれからの展開とか、 「そうですね。福岡に住んでもらわないと 「そうでしょうね。だとすると、引っ越し代とか住宅手当とか出るんでしょう?」 「いやー、ちょっと、まだ具体的には考えてなかったです。」 「それでは、その辺をもう少し具体的に決めてください。 「ちなみに今はいくら位もらっているのか教えてもらってもいいですか?」 「月○○万円の年〇〇〇万円です。ボーナス、残業代は別ですよ。」 「そうですか。シドニーの”彼“とも相談しなくてはいけないし、 「わかりました。1週間ですね。 ・ ・ ・ その日の夜、私は“彼”にFAXを送りました。 DIのような人はなかなか見つからないこと。 そしてこれらを来週の月曜日に返事しなくてはならないということも。 翌火曜日。 DIが希望する給与や待遇はとんでもないと言っています。 私はオーストラリアと日本の物価の違いや、 しかし、今日の”彼“は全く聞く耳を持ちません。 それどころか、矛先は私の方に向かってきて、 このままエスカレートして例の”彼“の猜疑心が沸き起こってきては大変です。 私は 「ふ~っ。また振り出しに戻ってしまった。」 このまま何も行動をしないでいるとあっという間に次の月曜日は来てしまいます。 一日一日と月曜日が近づいてきます。 |
「プルルルル。」
P.S.
会社を経営していく上で最も難しいことは何でしょうか?
私は「人を採用すること」ではないかといつも思います。