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2022.08.16ニッポン上げろ!

第205号(2022/8/9発行)記憶力トレーニング・2

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

第205号(2022/8/9発行)

記憶力トレーニング・2

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。


さて、前振りが長くなったので
いよいよ松藤流「記憶力トレーニング」をご紹介します。 


今では完全にチケットレスで新幹線に乗ることもできますが、
10年ほど前は新幹線のエクスプレス予約はまだまだ最新でした。

新幹線出張の多い私が考えたのは、このEXご利用表の利用です。




ここに記入されてある


1.新 横 浜 08:00発(出発時刻)
2.新 大 阪 10:12着(到着時刻)
3.のぞみ81号(新幹線の番号)
4.9号車4番D席(座席番号)


記憶するだけです。

EX予約専用カードをタッチパネルにかざすと、
改札機からEXご利用表が出てきます。

それを手にしたらさっと1度だけ見ます。
そして1~4の数字を記憶します。

記憶したら上を向き、電光掲示板を見て
5.(到着ホームの番号)を確認、記憶します。

1~5までの数字を記憶するだけです。

ただし、1度記憶したら2度とEXご利用表は見てはいけません。
財布にしまってしまいます。

これが重要です。

1度記憶したら再確認はしてはいけません。
ものすごいプレッシャーがかかります。



朝の新横浜駅は新幹線が数分おきに到着します。
間違った新幹線に乗ったら大変です。

いや、それは間違わないでしょうと思っていても
一番プレッシャーがかかるのは間違った席に座ってしまうことです。

席に着いたらすでに違う人が座っていたり、
(この場合は自分が間違っていることがほとんど)
あるいは、ここだと思った席に座った後でも
もしかしたら間違っているんじゃないだろうか?
後から人が来て「すみません、ここ私の席なんですけれど。」
なんて言われたりしないだろうかと落ち着きません。

今までの自分だったら、
EXご利用表を見て、掲示板を見て、
何番ホームの何号車かをまず確認します。(1回目)
そしてエスカレーターに乗っているときにもう1回ご利用表を見て
何号車だったかをほぼ無意識に再確認しています。(2回目)
さらにホームの号車近くまで来たら席の番号を確認して、
車両の前側なのか後ろ側なのかを確認して列に並びます。(3回目)
新幹線が到着したら車両に乗り込み、
通路を歩きながらもう1回EXご利用表をポケットから取り出し、
席の位置を確認してようやく座ります。(4回目)

ひどいときは座った後、私の座席近くでウロウロしている人がいると
またまたご利用表を見て
「この席であっているよね」と自分に言い聞かせたりしています。(5回目)


いやいや、何回ご利用表を見ているんだ!


ということで、これをたったの1回にすることにしたのです。

始めたころは「やっぱり不安」ということで何回か見直していました。
特に間違った席に座って、さらにお弁当なんか食べている時に人が来て
「ここ私の席なんですけど」なんて言われたら結構恥ずかしいですからね。

なので必死に記憶しました。

そして、見直す回数も徐々に減らすようにしました。
ようやく1回で記憶できるようになったら、
このEXご利用表を見ている時間(記憶している時間)を
どんどん短縮するようにしました。
最初は復習しながら数分かかっていたのを、1分にし、数十秒にし、
そして今では数秒で記憶できるようになりました。

自動改札機からEXご利用表を手に取り、さっと見て、
電光掲示板でホーム番号を確認するまでで2秒くらいだと思います。
その後はご利用表はもう財布の中にしまってしまいます。

でも先程の1~5までの番号は記憶されています。

今では記憶するという感覚すらなく、
写真で撮ったように画像が頭のどこかに取り込まれたような感覚で
いつでもその画像を取り出し、読めばよいというような感じになってしまいました。

座席番号なんかどうでもいいような情報ですが、
3日くらいは鮮明に覚えています。

これが松藤流「記憶力トレーニング」です。


この応用編として、
飛行機の座席番号を新幹線同様に記憶したりもしています。

なんでもいいと思いますけれど、身近なところで繰り返しできて
ちょっと難しめのものを記憶する習慣をつけると、どんどん記憶力が向上していきます。

そして、意識して大事なこととそうではないことを分け、
大事なことほど記憶するようにしています。



みなさんも○○流「記憶力トレーニング」というものがありましたら
ぜひご紹介ください。



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