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2007.02.08旧ブログ

平衡感覚がなくなる現場

こんにちは。コンクリートを上げるから”アップコン“のココロです。

今日、技術くんたちと一緒にある現場を直撃してきました。ココロもアップコンのメンバーになって数年経ち、ブログ取材にいくつか現場を直撃してきました。でも、今日の現場は特に衝撃的だったのです。

・・・ 何が衝撃的だったの?

・・・・・ 現場からアップコンの事務所に戻って約8時間位経ちますが、気分が悪く、フラフラなんです。こんなこと初めてです。。 そう、軟弱地盤で傾いている住宅を見に行ってから、調子が悪くなりました。

そこで、今日はそのフラフラになった住宅について紹介したいと思います。

現場に到着し、まずしたことは、住宅の周りを歩いたこと。傾いていることによって、住宅のどこに支障が出ているかチェックしたのです。 傾いている住宅って、基礎や外壁にクラックが入っていたりするのですが、今日の住宅は、なぜかほとんどそのような現象が見られませんでした。

・・・・・ホントに傾いているのかなあ???

そこで、住宅から離れた場所から遠目で確認したところ、おおっ よ~く見ると、一方向に住宅が傾いているのが確認できました。

・・・・・これはすごいなあ。室内はどんな風になっているのだろうか。

お客様の許可を頂き、室内に上がらせて頂いたのですが、一歩足を踏み入れたときです。前のめりになるような感じで、大きな傾きを体で感じました。その直後に平衡感覚がなくなり、フラフラになり始めたのです。

住宅3住宅4

 

アップコン劇場・住宅編から引用

 

 

ココロ: 「すごい傾いていますね。他に何か困っていることはありますか?

お客様: 「実は、トイレのドアが固くてね。強く引かないと開かないんだよ。

住宅4住宅5

 

アップコン劇場・住宅編から引用

 

 

確かに力を入れないとドアの開け閉めはできません。また、浴室のドアは閉まらなくなっており、数十センチ常に開いたままだとか。。

更に奥へとお邪魔しました。

障子

障子3

見て下さい 障子を閉めると、こ~んなに隙間が出来るんです。

この障子の向こう側には、サッシ窓があり庭に続いているのですが、サッシは一度開けると、再び閉めるのが大変 なんだって。すっごい力を入れて閉めるそうです。

 

 

更にもう一枚。

襖

室内は、和室と、台所のある洋室と大きは2部屋があるのですが、その和室と洋室の間の襖にも、こ~んなに隙間が。。

ここの襖も開け閉めさせて頂きましたが、重くて固くて、結構大変でした

 

 

 

とにかく、室内をあちらこちら見せて頂いたのですが、その度にフラフラになり、気分は悪くなるばかり。

お客様:「外から来た人はみんなビックリするよ。でも、僕は住んでいる人間なので、もう慣れたものです。」

どのような現場か、本日見せて頂く前に聞いていたので、予め、ゴルフボールやビー玉を持参して行ったのですが、そんなの不要!それ位ひどく傾いている、衝撃的な住宅でした。

アップコンの事務所に戻る帰りの車中で・・、

ココロ:「ホントに気分が悪い。あんな現場初めてだったなあ。。」

技術くん: 「こんな現場は今までに沢山見てきたから、僕は気分悪くなってないっすよ。」

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今日の衝撃的な現場の様子を日記風につらつらと書いてみました。アップコンは、工場・倉庫・店舗・学校などの沈下したコンクリート床の修正だけでなく、このような不同沈下で悩む住宅も、あっという間に修正します

詳しくは、アップコン劇場・住宅編をご覧下さい。約8分ほどのアニメですが、わかり易くアップコン工法を紹介しています。