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2022.09.28ニッポン上げろ!

第218号(2022/9/23発行)カーボン・クレジット市場

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

第218号(2022/9/23発行)

カーボン・クレジット市場

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

 



なんと今週は3日出勤すればOKという、
週末連続3連休に挟まれた1週間でした。
私の場合は水曜日もお休みを頂いたので2日出勤。
さらに、木曜日は出張だったため実質火曜日のみ出勤という週になりました。

しかし、楽しみのはずの3連休は、
前回は台風14号が日本列島を縦断して各地に傷跡を残し、
今回も熱帯低気圧(台風15号?)によって、
雨・雨・雨の3日間になりそうです。

太平洋側の日本近海では海面下50メートルでも水温が30度くらいあると
ニュースで気象予報士の方が言っていました。
最近の台風は日本の近くで発生してあっという間に接近してくるようです。
これも地球温暖化が原因なのでしょうか。

昨日22日、東京証券取引所が新しい市場を開設しました。
脱炭素化を実現するため、CO2の削減量を企業間で売買できるようにする
カーボン・クレジット市場です。

CO2の排出量を削減したい企業が、
他社が削減したCO2分を購入することで、
排出量を相殺する仕組みです。

再生可能エネルギーの導入や植樹などでCO2を削減した企業は、
削減分を売却できるようになり利益につながります。
一方、CO2削減が難しい企業によっては、
CO2の排出枠(クレジット)を購入することによって、
トータルでCO2を削減したことになります。

昨日は627トン分のCO2売買が行われ、
1トン当たり1,600~1万円で取引が行われました。
CO2取引が先行している欧州では排出量価格が年々上昇しています。
昨年の欧州域内での取引額は約96兆円にも達しています。

今後も排出量の価値が高まり、
市場での重要性が高まってくることは間違いないでしょう。


アップコンは2003年の会社設立以来、
従来工法であるコンクリート打替え工法に比べ、
CO2を90%以上削減するアップコン工法で脱炭素社会実現に貢献してきています。

1,000㎡の床沈下修正でアップコン工法を採用することによって
CO2を約46トン削減したことになります。
昨日の取引価格でいうと
1,600~1万円 ⅹ 46トン =73,600~46万円
相当の価値ということですね。



アップコンは第5回エコプロアワードも受賞しました。
アップコンの「環境における取り組みについて」はHPをご参考ください。

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