※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第226号(2022/10/21発行)
新潟で
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 |
10月20日・21日の両日、 新潟県で燕三条ものづくりメッセ2022が開催されました。 アップコンも久しぶりにこの展示会に出展しました。 私も2日間展示会場に出ていました。 今回はコロナの影響もあり、出展企業数は160社と少なめです。 来場予定者数も5,000人を予想されているということですが、 昨日1日を見る限りではその数は軽くオーバーしそうな勢いです。 ものづくりの街・燕市では円安の影響もあり、活気が戻り始めてきているようです。 アップコンのブースにも大勢の人だかりが。 |
元々、新潟県はあまり地盤の良いところではないようです。 特に燕市、三条市、長岡市周辺は田んぼが多く、 ということは粘性土地盤のため圧密沈下しやすいエリアになっています。 また、道路や駐車場には消雪パイプが埋め込まれ、 ポンプで地下水を汲み上げ道路に散水するという仕組みがあり、 これも地盤沈下の原因の一つになっています。 強固な支持地盤も深いところにあるため、 以前から工場や倉庫は12メートルほどの長さの摩擦杭で土間床を支えるという工法が行われていました。 ところが、摩擦杭というのは当然支持地盤まで届いていないため、 地震等の影響で一度摩擦力が切れてしまうと今度は杭の自重でどんどん沈下して行ってしまいます。 それと同時に土間床も沈下してしまいます。 摩擦杭の上に土間床がのっかっているだけの状態なら アップコンは簡単に沈下修正することができるのですが、 時々、摩擦杭の杭頭と土間床を緊結しているような現場に出会うことがあります。 さすがにアップコンでも杭を持ち上げることは難しかったのですが、 ちょっと工夫を加えることによって、これらの床も沈下修正できるようになりました。 来週の10月27,28,29日と三条市で現場見学会を開きますが、 ここの床も摩擦杭がある現場です。 さて、昨日の10月20日(木)、 私は燕三条ものづくりメッセ2022の展示会場を昼から中座して、新潟市へと移動しました。 にいがた健康経営推進企業のための健康経営推進セミナーへ出席するためです。 新潟県主催、新潟日報社の運営によって、 健康経営推進セミナーがWEBで配信されています。 今回は ①栄養・食生活 ②身体活動・運動 がテーマとして取り上げられ、 新潟医療福祉大学の鈴木一恵准教授と佐藤敏郎教授から大変参考になるお話を伺うことができました。 私は健康経営の先進事例報告としてアップコンの取り組みを紹介してきました。 神奈川県川崎市の企業が新潟県でもお役に立てることはうれしい限りです。 また、新潟県は県を挙げて企業に健康経営を浸透させていこうという しっかりとした方針のもとに活動しているなと感じました。 このような取り組みが全国でもっと広まっていけばいいなと思います。 最初に燕市は円安の影響で街に活気が戻ってきていると書きましたが、 新潟市、新潟県全体でもコロナ禍にも拘らず、活気が戻り始めているようです。 それはアルビレックス新潟がJ1復帰を決めたからです。 おめでとうございます! 10月23日(日)はホームデンカビッグスワンスタジアムは超満員になることでしょう。 来シーズン、川崎フロンターレと再び熱い戦いが繰り広げられることを思うと 楽しみで仕方ありません。 2023年は新潟の方とビッグスワンでお会いしたいと思います! |