※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第227号(2022/10/25発行)
テラタン
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 |
TERRATHANE
テラタンと呼びます。 2年前のアップコン創立記念日の行事として全社員でテラタンを使ってテラリウムを作製しました。 【創立記念イベント】50人でテラリウムを作製しました 今回、アップコン緑化プロジェクトチームのメンバーが 再度、テラリウムに挑戦。 |
どうですか? 腕前もUP⤴してきましたね。 テラタンは2017年に実験を開始した新素材です。 アップコンが開発したウレタン製土壌改良材『ナテルン』の 植物が根付くウレタンという部分に着目し、水槽内の基盤材として開発が始まりました。 テラタンの主な特徴は ①取り扱いの容易さ テラタンは適度な硬さを有しており、自由自在に加工できます。 また、実際の石と比べ軽量なため、取り扱いしやすい材料です。 ②植栽レイアウトの自由度 根が入り込むことで植物を固定し、土壌の代わりとして使用できます。 水草や海藻を定着させ、自由にレイアウトすることが可能です。 ③環境への安全性 pHに影響を与えず、生体に対して影響がありません。 淡水・海水の両方で使用することができます。 その他にも ・保水性に優れており、植物の水切れを防ぎます。 ・適度に通水・通気することで、植物の根腐れを防ぎます。 ・多孔質構造により、バクテリアの活着が期待できます。 などなど。 私の場合は特に①の取り扱いの容易さが気に入っています。 カッターを使うとサクサクという気持ち良い感触で加工できます。 写真の作品は大きなテラタンの塊をカッターでズッパンズッパン刻んでいき、 その後は手で引きちぎったり、指で押してぼこぼこ感を出したりして作り上げたものです。 水槽レイアウト用の石とはまた違った趣がありますし、 自分の気に入った形に加工できるのがとてもうれしいです。 アップコン社にある水槽でも岩石に見立ててテラタンが使われていますが、 中に大きな空洞を作り、濾過器、ヒーター、水中ポンプを空洞内に設置し、 外から見えないようなレイアウトにしています。 おしゃれです。 トンネルとか作ったりしてお魚さんが中を行き来したりすると楽しそうですね! |