※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
第229号(2022/11/1発行)
FRT工法
こんにちは! コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。 11月になりました。 今年も残すところ後2か月。 いろんなところでラストスパートがかかっています。 アップコンが応援している川崎フロンターレも今週末が最後の最後のラストスパートになりました。 諦めている人は一人もいません。 サポーターの応援もラストスパートです。 さて、この時期、スーパーマーケットへ行くと新米が売り出されています。 やっぱり新米は美味しいですよね! 食品表示法の食品表示基準によると、秋に収穫してその年の12月31日までに精米され、 包装されたお米が新米と呼ばれるということです。 米農家の人達は10月頃に米を収穫したらやっと農閑期を迎えることができます。 もちろん、その間、翌年に備えて土づくりや機械の整備をし、栽培や経営の勉強なども行っています。 雪国では除雪作業にも携わっていますね。 そんな米農家の方々の農閑期が始まると アップコンの技術スタッフは忙しくなってきます。 例年11月から2月にかけてアップコンは農業用水路トンネルの維持補修工事を行っています。 全国の農業用用水路の内、水路トンネルは約2,025Kmあります。 これらの多くが建設後40~50年を経過し、 老朽化による事故を未然に防ぐためのメインテナンスが喫緊の課題となっています。 2012年には中央道で笹子トンネル天井版落下事故が起こりました。 この事故から全国の主要なトンネルの一斉点検も行われるようになりました。 同じように農水路トンネルも点検をし、不具合が見つかったところは補修し 長寿命化を推進していかなくてはなりません。 しかし、道路トンネルや鉄道トンネルに比べて、 農水路トンネルは少し後回しにされている感じも否めません。 それは道路・鉄道トンネルの事故は直接人命にかかわってくるからです。 とはいえ、農水路トンネルも私たちの生活に欠かせない重要なインフラです。 トンネルが崩落でもしたら、水が流れてこなくなります。米作りには水は必須です。 また、農水路トンネルの水は、飲用水、工業用水として利用されている場合もあります。 さらに、農水路トンネルは山中にだけあるのではなく、 市中の比較的浅い地中を通っているものもあります。 表層から5~10メートル深の所にあり、トンネルの崩落とともに陥没事故が起こるリスクがあります。 その場合は人身事故に繋がることも考えられます。 農水路トンネルの維持補修、長寿命化は大変重要な公共のインフラ対策の一つなのです。 アップコンは島根大学、石川県立大学協力のもと、 農林水産省の官民連携新技術研究開発事業(平成22~24年度)を活用し、 従来の改修工法を用いずに、トンネルが有する本来の機能を回復させる工法 |
FRT工法
農業用水路トンネル機能回復加圧式ウレタン充填工法
を開発しました。 詳細はこちら↓https://www.frt-method.com/ FRT工法紹介動画↓(※音が出ますのでご注意ください) |
アップコンは老朽化による事故を未然に防ぐため FRT工法で農業用水路トンネルの維持補修工事を行っています。 毎秋、美味しい新米食べたいですよね! |