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2022.12.23ニッポン上げろ!

第243号(2022/12/20発行)2002年が過ぎようとしています。

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

今回は【アップコン起業秘話】第239号(2022/12/6発行)初めてのクレーム?・3の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

 

8月末の宮崎での住宅の施工。
台風が近づく大雨の中で無事施工は終了しました。

翌朝はお施主様からうれしいクレーム?も頂き、
充実した1か月となりました。

 

福岡空港近くの金属加工工場と宮崎の住宅。

どちらも1日で完工するというどちらかといえば小さな施工物件でしたが、
私たちにとっては初施工と2番目の施工という
忘れられない貴重な物件となりました。

ジョンは施工が終わると、
シドニーへ帰る前に1か月のホリデーを取っているということで
東南アジアへ旅立っていきました。
これからはジョンのヘルプなしで施工していかなくてはなりません

 

9月には私たちに新しいメンバーAKが加わりました。

AKは建築学科の大学生でアルバイトとしての採用となります。
基本は私とKZ、DIの3人で活動し、施工が入る時にAKが手伝いに来ます。

  
3番目の施工を受注するために私たち3人は手分けして営業活動を行っていました。
主には工場地帯へ車で出かけ、
両面カラー印刷されたA4サイズのリーフレットを3つ折りにして
各工場のポストへ投函するということをしていました。

と言ってもポストがない工場も多く、
その場合は直接事務所まで行ってリーフレットを置いてきます。
運よく担当者がいる場合は、リーフレットを手渡しながら
工法の説明をし「床は沈下していませんか」と尋ねていました。

車を止めて広い工場地帯を歩きながら各工場を訪問するのは大変です。
毎日10キロ、20キロと歩いていました。
さらに、時には入り口で守衛さんに追い返されることもありました。

結構つらい営業方法でした。

  
しかし、下手な鉄砲も数うちゃ当たるではないですが、
こんなやり方でも何件かは受注できるようになってきました。
10月、11月と1件ずつ工場の床の沈下修正工事を受注することができました。

また、私は電話帳で設計事務所を調べ電話営業もしていました。
この営業手法はKZとDIには不評でした。

やはり、電話だけで相手に見たことも聞いたこともない工法を説明するのは
少しハードルが高かったようです。
しかし、私はこの電話営業を通して北九州市内の設計事務所から
島根県内の教会建築の沈下修正を受注することができました。

翌年、2003年2月に施工することが決まりました。

 

日本法人を設立し、2年目にしてようやく
会社らしい活動ができるようになってきたなと実感できるようになってきました。
2002年がもうすぐ過ぎようとしています。

2003年は何か飛躍の年になるのではないかという期待をもって
私たちは年末年始に2週間の休みを取ることを決めました。
福岡の事務所をロックし、3人それぞれ帰京します。

久しぶりに安らかな気持ちで正月を迎えることができます。

  

  

  

  

  

  
激変の2003年へ続く・・・



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