※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
2023年1月3日
「一年の計は元旦にあり」
一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、
物事を始めるにあたっては、
最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということ。
出典:故事ことわざ辞典 一年の計は元旦にあり より
https://kotowaza-dictionary.jp/k0619/
なのですが、みなさんはどうですか?
毎年、計画立てていますか?
その計画を実行していますか?
そして、年末には「達成したぞ~!」
と満足感、充実感を味わっていますか?
なかなかね~。
難しいですよね。
計画→実行→評価→改善を繰り返すPDCAサイクルを
ちゃんと継続的に行っている人はどれくらいいるのでしょうか?
昨年の1月、
私はそのPDCAサイクルを鬼速で回していくという勉強を必死でやっていました。
時間もお金も投資して。
でもその効果はというと・・・?
なんでもそうだと思うのですが、
セミナーに行っただけで
「やったつもり」、「できたつもり」になってしまって
結局なんにも、ほとんど変わっていないのですよね。
そのような人生に見切りをつけようと
「今年からは頑張るぞ~!」と思ってみても
「あっ!もう今日は3日だ。元日すぎちゃった。」
などと言って言い訳を先に考えているようでは
今年も去年と同じパターン?になってしまうのでしょうね。
それで、64年間費やしてきました。
私の高校の同級生は、
「そろそろ働くの辞めようかな」
とか
「年金っていくらもらえるんだろう」
とか、
ゴルフの最中でもそのような会話が増えてきました。
ゴルフを一緒にプレーする仲間なので
まだまだみんな健康です。
だから「体のどこどこが痛い」
とか
「○○病院の先生がいいらしいよ」
とか
というような会話にならないだけまだ前向きです。
年末になるとTVで恒例の
「プロ野球戦力外通告」というドキュメンタリー番組がありますね。
家族の会話で
「お父さん、もう十分頑張ったじゃない。 ありがとう。」
という場面があります。
泣く場面ですよね。
でも、見方によっては残酷かも?と思ったりしちゃう私がいます。
プロ野球選手なのだから競争の中での実力不足であったり、
怪我によってこれ以上パフォーマンスを上げることが難しいとあきらめたり、
それぞれの事情はあるのでしょうが、
家族から引導を渡された瞬間のように見えてしまう私がいます。
それでも本人が納得しているとか、やり切った感があるとか、
諦められる理由や環境があればハッピーエンドで、
次の目標に切り替えて進むことができるのでしょうね。
だってまだまだ若いですもんね。
それでは私たちにとっての戦力外通告の時期はいつなのでしょうか?
60歳?65歳?70歳?
なんで、世間は年齢で区切るのでしょうか。
人口が増え続けている時代なら、
早期リタイアしても年金システムも機能して定年退職制度は良かったかもしれません。
しかし、少なくとも日本において今後しばらくは人口減少がずっと続きます。
人生100年時代と言われている中で65歳はまだまだ人生の3分の2ですよ。
であれば、この競争社会の中で戦力外通告を受けないようにするには
もっともっとパフォーマンスを上げる、
すなわち実力を向上させる。
そして、もっともっと健康であり続けること、
ではないでしょうか。
現状に満足した瞬間から衰退は始まります。
ということは、一年の計もその1年のためだけではなく、
人生100年時代を見据えた計画の中の1年であるべきではないかなと思います。
そしてPDCAを回しながら実行していくこと。
とりあえず私は次の10年を見据えた体力づくり、健康づくりから
スタートしようと思います。
「お父さん、もう十分頑張ったじゃない。」
という言葉は当分必要ないみたいですね。