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2023.01.20ニッポン上げろ!

第251号(2023/1/17発行)病・その2

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

今回は
【アップコン起業秘話】第250号(2023/1/17発行)病・その1 の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら
従業員 KZ・DI(イニシャル)の入社経緯はこちら

 

夜中に経理の仕事をしていると、時々


「何だ、これは?」


というのを発見してしまいます。
バイトのAKは鳥栖に住んでいるのですが
鳥栖駅から博多駅までの交通費が2倍以上の金額で請求されています。


翌日、DIに

「AKの交通費が高いんじゃないの?」

と質問すると、

「往復とも特急料金がかかっているから。」

とのことです。
AKは各駅停車で40分くらいの距離を
特急を使って半分の20分で通勤していました。

「特急料金は自己負担でいいんじゃないの。」

と私が言うと

「だったら辞める、って言うんですよ。」

との返事が。
起業したばかりの会社は細かいルールが全然整っていません。
いろんな問題がどんどん湧き出てきます。



さらにDIが給料を上げてくれと言い出してきました。

入社してまだ半年しか経っていません。
それにはさすがに私もはっきりと「No!」と言いました。
DIは経理をしているわけですから、
会社の財務内容もわかっているはずです。
にも拘らず、「給料をもっと上げてくれ」
とは自分で自分の首を絞めているようなものです。


施工が入りだし、事業が回り始めたかな?という段階で
チームはバラバラな状態になり始めてきました。
救いはKZの存在でした。
KZだけはお金に関しては一切、一言も文句を言いませんでした。

彼は

「実績をあげればお金は後からついてくると思っていますから。」

とさらりと言っています。

私はここ数か月の施工以外の日常業務について
“彼”へ長文の報告書と改善提案書を提出しました。
“彼”はそれらを読むとすぐ電話してきました。
電話越しに激怒している様子が伝わってきます。


「DIを解雇しろ!」
「AKはくびだ!」

などと怒鳴り散らしています。
さらには「DIを採用した私が悪い」と激怒の矛先が変わりそうにもなってきました。

“彼”と長電話しながら
年が明けたらシドニーでミーティングを開こうということで
話は一旦収まりました。


私自身は久しぶりにシドニーへ行くことができることになったので
モチベーションがぐっと上がってきました。

一方、日常業務はますます悪い方向へ傾いてきて、
私が報告書を提出したことを知ったDIは、
ますます見えないところで仕事をさぼるようになってきました。

事務所にいるはずが朝から出社していなかったり、
社用車を私用で利用したりとか、
だんだん目に余る行動が増えてくるようになってきました。


それにつれて、私の体調にも異変が・・・。


突然動悸が起こり、手汗が出るようになってきました。
最初は「どうってことないさ」と気にも留めてなかったのですが、
だんだんとその頻度が増えてくるようになったため、
事務所近くのH病院へ行くことになりました。

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