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2023.02.14ニッポン上げろ!

第257号(2023/2/7発行)シドニー・1

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

【アップコン起業秘話】第253号(2023/1/24発行)病・その3 の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

 


2003年1月中旬
私は久しぶりにシドニーへ帰ってきました。

シドニー空港着陸前、
飛行機の窓越しに見えるシドニーの街並みは本当に美しい絵のようです。


青い海、青い空、オレンジ色の屋根瓦、
そしてジャカランダの緑が暑いシドニーの夏でも心地よい日陰を作っていることが
上空からでも目に見えるようです。


そして、飛行機は着陸直前、
ハーバーブリッジ、オペラハウスを上空から乗客に見せながら
シドニー・キングスフォード・スミス国際空港へ到着しました。
空港からタクシーで市内中心部のウインヤード駅へ向かいます。

ホテルはウインヤード公園の真向かいにある、歴史的な建物です。

アーリーチェックインをすると、夜便のフライトで寝不足なはずなのに
早く街中を歩き回りたいという気持ちが勝っていました。
サーキュラーキーからフェリーに乗りマンリーへ行きます。
そして海上からシドニーの美しい街並み、海岸線を眺めます。

南はポイントハイパー、ローズベイ、ボークルーズと高級住宅が競うように
建ち並んでいます。

そして、北は私が住んでいたエリア。
キリビリでは設計事務所の社長に連れて行ってもらっていたヨットハーバーがあります。

ここのレストランでよく食事をしていました。

ニュートラルベイ、クレモーン、モスマン。

タロンガ動物園も目の前です。
青とオレンジと緑がコントラストを描く景色を見ながら
フェリーはマンリーワーフへ到着しました。


この間約30分。


とてもお得なハーバークルーズですね。
さて、目指すところはシェリービーチ。


私がスクーバダイビングのライセンスを取るために
友達と仕事帰りに通ったところです。
サマータイムだと、夜の8時、9時近くまで外は明るいままです。
ここでPADIのオープンウォーターのライセンスを取り、
その後はネルソンベイでアドバンスとレスキューのライセンスを取ったことが遠い昔のようです。

さて、シェリービーチへ行く前に必ず寄らなければいけないカフェレストランがあります。

The Bower Manly

フェアリー・バウアー・ビーチの目の前にあるレストランで
よく日曜日にワインをもって食事しに来たところです。
土日は予約をしないと席は取れませんが、今日は平日。


テラス席に腰かけ店員が来るのをのんびりと待っていると


「NOBU~!」


ブロンドの女性が両手を広げて駆け寄ってきます。
レストランのオーナーの奥さん?彼女?です。


「久しぶり~。」


と私が言うと軽くハグしてくれました。


ここでまったりとワインを飲みながら遅い昼食を取り、シェリービーチまで散歩します。
ここの散歩道は多くの人がジョギングや犬の散歩をしています。
散歩の途中、白い犬が吠えているところに遭遇しました。

飼い主がリードを引っ張ってそれ以上前に行かないようにしています。

何かと思ったら30~40センチメートルくらいのブルータンが
サボテンのような植物の下に隠れていました。

ブルータンはトカゲの仲間です。

その名の通り舌が青いのでブルータンです。
これも「久しぶり~」という感じでした。


シェリービーチでは岩に腰かけ、しばらくボーっとしていました。

動悸や手汗をかいていた日本が遠い国のように思えます。


この平和な時間はこれから起こる地獄の前の
一時のオアシスでした。

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