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2023.02.28ニッポン上げろ!

第261号(2023/2/21発行)ミーティング・2

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】第259号(2023/2/14発行)ミーティングの続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

 

 

【番外編】

  
今、このミーティングが行われているのは2003年の1月です。

  
当時の日本は、小泉純一郎氏が総理大臣として絶大な人気を博していた時期でした
(内閣総理大臣としての在任期間:2001年4月26日~2006年9月26日)
「自民党をぶっ壊す」と発言し、「郵政民営化」の流れを作った小泉政権時代に
もうひとつ、後に法制化される「アスベスト」の問題も
この時期に連日テレビ等で報道されていました。

「アスベスト問題」とは断熱材として優れた性能(断熱性・施工性・価格)を持つ
アスベストが、解体時などに発生する粉塵を吸引することにより、
肺がんなど肺の病気の原因であるということが判明されたのでした

かつては「奇跡の鉱物」と呼ばれたアスベスト(ケイ酸塩鉱物)も
過去にあった公害問題と同様、人体に影響を及ぼす物質だったわけです。
結果、2006年9月からはアスベストを含む製品の使用が全面的に禁止となりました。

 

  
さらに、当時はもう一つ大きな環境問題の潮流が起こり始めていた時期でもありました。


みなさんは「京都議定書」という言葉を聞いたことがありますか。
京都議定書とは、1997年に京都市で開かれたCOP3(地球温暖化防止京都会議)で
採択された国際約束を言います。
二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素(亜酸化窒素)、ハイドロフルオロカーボン(PFC)、
および六フッ化硫黄(SF6)の6種類の温室効果ガスについて、
先進国の排出削減について法的拘束力のある数値目標などを定めた文書が
この会議で採択され、京都議定書として命名されました。

そしてこれら6種類の温室効果ガスを
2008年から2012年の5年間で少なくとも5%削減を目指すことが決められました。
日本は6%削減を目標として掲げました。

そのような時期、ウレタン生成には発泡剤としてフロン化合物が使用されていました
私には、フロンガスが内包されているウレタンは、
アスベストと同様、将来、地球温暖化という環境問題を解決していくためには
避けては通れない課題となることが予見されました。

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