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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
【アップコン起業秘話】第271号(2023/3/28発行)
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<八方塞がりとは>
1. 陰陽道(おんようどう)で、どの方角に向かって事を行っても、
2. どの方面にも差し障りがあって、手の打ちようがないこと。
出典:デジタル大辞典(小学館)
「ピンポーン♫」
玄関のチャイムが鳴ります。
福岡オフィスは13階建てマンションの1室で
1階入り口でセキュリティ解除しないとマンション内には入れませ
モニター越しにKZとDIがいます。
ボタンを押し、入り口のロックを解除します。
彼らはまもなくエレベーターに乗って事務所へ来るでしょう。
ブルッ。
昨晩からあまり寝ていません。
動悸が続き、寒気も感じていました。
朝一番で病院へ行きたいとは思っているのですが
彼らと昨日の話の続きをしなくてはなりません。
「はぁ~っ。」
大きく息を吐きだして深呼吸します。
気持ちを切り替えなきゃ。
ガチャ。
玄関のドアが開きます。
「おはようございます。」
KZとDIです。
彼らは昨日何もなかったかのような普通の態度です。
それを見て少し救われたような気持ちになりました。
「おはようございます。
それじゃあ、今日は3人でいろいろ話し合っていきましょうか。」
「よろしくお願いします。」
KZもDIも様々な角度から私に質問してきました。
もちろん、私が即答できることは即答し、
私もわからないことはメモを取り、
後でまとめて“彼”に質問しようということになりました。
話し合いながら、
私が“彼”とシドニーで長時間議論したフロンガス問題については
KZもDIも大して関心を持っていませんでした。
それ自体が私にとっては大問題だとは思ったのですが。
経営的なことについても話し合いました。
と言っても行きつく先は各人の給料についてです。
3人とも分かっているんです。
売り上げが少なければ給料の原資となるものも少ないんだというこ
そのためにはどうしたらよいのかと営業戦略にまで踏み込んで話し
ようやく単年度黒字が見えてきてはいるものの、
自分たちの給料を犠牲することはないんじゃないか、
という意見もありました。
ではどうするか?
“彼”
これもメモに残します。
といった具合で話し合いというよりも
自分たちの不満を「要望書」という形で“彼”
私は仲違いだけは避けようというスタンスで今回の話し合いを乗り
しかし、