施工面積 | 12㎡ |
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工期 | 1日 |
最大段差量 | 30mm |
高速道路の料金所のコンクリート舗装版が、地盤沈下により段差が発生。高速道路の料金所を通過する際に、車両の走行に影響がありました。沈下したコンクリート舗装版下にウレタン樹脂を注入し、30mmの段差を短時間で修正しました。
ウレタン樹脂の発泡・膨張する圧力でコンクリート舗装版を押し上げ、修正する様子を動画でご覧ください。
作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備を行います。(機器の暖気運転、取付等)
現況のコンクリート舗装版の段差を把握する為、オートレベルにより測量を行います。
注入位置をマーキング後、φ16㎜のドリルにて削孔します。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように、吸引しながら削孔します。
オートレベル・レーザー墨出し器でコンクリート舗装版高さを確認しながら注入作業を行います。
段差量の大きい箇所から順次、コンクリート舗装版に無理がない様に注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。
施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。