施工面積 | 334㎡ |
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最大沈下量 | 105mm |
工期 | 3日間 |
エリア | 北海道札幌市 |
北海道札幌市内にある倉庫兼工場。 地盤沈下の影響で土間床に沈下やたわみが見られており、この度アップコンに修正の依頼をいただきました。 お客さまの業務を止めることなく、短時間で修正させていただいた事例をご紹介します。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備。
現況の床の沈下具合を把握するため、レーザー墨出し機で測量を行います。
注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。穴埋め後に塗装し目立たなくしています。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
床沈下により、傾きが生じていた荷物を保管するラック。
応急処置として、ラック下にスペーサーを利用して高さ調整を行い、ラックを水平にしていました。
アップコンなら荷物はそのまま、短時間で土間床を修正します。