施工面積 | 約350㎡ |
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最大沈下量 | 93mm |
エリア | 茨城県 |
工期 | 連続夜間4日間(2011年) |
東日本大震災の影響があった茨城県内の、大型レジャー施設。 施設内にあるパチンコエリアにおいて、大きく沈下した床の修正工事を行いました。 ホール内の他、機械室前、トイレなどの箇所も沈下が見られ、総施工面積 約350㎡を夜間連続4日間にて沈下修正工事を行いました。
現況の高さを把握する為、オートレベルにより測量を行いました。
注入位置をマーキングし、コアドリルで表面タイルを削孔しました。
タイル撤去後16㎜のドリルにて削孔しました。
削孔時は集塵機を使用し、店舗内に粉塵が飛散しないように、吸引しながら削孔しました。
注入作業はオートレベル・レーザー墨出し器を使用し、ミリ単位で高さを確認しながら行いました。
施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに無理がない様に注入し、
注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に行いました。
注入孔を無収縮モルタルにより充填し、表面にタイルをはめ復旧しました。
施工場所の清掃を行い、樹脂等により床が汚れた場合は溶剤を使用して入念に清掃します。
注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
施工前 床沈下によりトイレ内に見られていた隙間 施工後 隙間が改善