施工面積 | 2,360㎡ |
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最大沈下量 | 153mm |
エリア | 福島県 |
工期 | 夜間連続10日間 |
東日本大震災の影響により、玩具・家電量販店の店舗内床が大きく沈下が生じ、 店舗内の床と壁の間や壁と天井の間に隙間が発生していました。 営業終了後の夜間に沈下修正ができるという点が評価され、アップコン工法が採用されました。 また床下に空隙も生じていたため、空隙にウレタン樹脂を注入する空隙充填工事も行いました。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備をします。
現況の土間コンクリート床の沈下具合を把握するため、オートレベルで測量を行います。
注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
営業終了後の夜間のみ10日間で施工を終え、 最大153mm沈下していた箇所も含め、施工範囲内を管理値(-20mm)以内まで修正しました。 床をミリ単位で押し上げていき、壁と床の間に生じた隙間が改善されました。