施工面積 | 約2000㎡ |
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最大沈下量 | 約130mm |
最大空隙量 | 約80mm |
エリア | 岩手県 |
工期 | 16日間 |
操業を止めずに短期間で工場、倉庫、店舗等の床の傾き、たわみ、段差を修正できるアップコン工法。 今回は、岩手県の某工場の施工をご紹介させていただきます。 当工場では、地盤沈下の影響により床が下がり、材料や荷物がまっすぐ積みあがらず、 フォークリフトのツメが入らない等、業務に支障が生じていました。 施工面積約2000㎡と広い敷地でしたが、16日間で修正を完了しました。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備をします。
現況の床の高さを把握するため、レーザー墨出し器で測量を行います。
注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン注入作業を行います。
ウレタン注入後はCCDカメラを使用して充填確認を行います。
無収縮モルタルにより注入孔の穴埋めを行います。
施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。