エリア | 福岡県の部品組立て工場 |
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工場、倉庫、店舗の操業を止めず、短期間で沈下修正が可能なアップコン工法。 今回は福岡県の部品組立て工場の沈下修正の様子を紹介します。 こちらの工場は沈下の影響で、床が傾き、コンベア組み立て時のジャッキ調整に手間がかかっていましたが、 施工後には組み立て作業がスムーズ出来るようになるまで、改善されました。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備をします。
現況の床の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。
注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン注入作業を行います。
ウレタン注入後はCCDカメラを使用して充填確認を行います。
注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより注入孔の穴埋めを行います。
施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。