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施工実績

【岩手県】食品加工工場 震災復旧工事 土間床沈下修正工事 

工場

震災によって生じた土間床の沈下
工場の改修工事前に沈下した床を短工期で修正

現場情報

施工面積 約1,135㎡
最大空隙 221mm
エリア 岩手県
工期 6日間(※施工プラント車2台で対応)

お客様からの相談、課題

東日本大震災の影響で、大きな被害があった食品加工工場。
大掛かりな改修がされることになり、
1日も早い復旧のため、短時間で修正できるアップコン工法が採用され、当社にて施工を行いました。

施工手順

  1. 工場出入り口付近に施工プラント車配置

    作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備。(機器の暖気運転、取付等)
    更に工期を早めるために、施工プラント車2台で対応。

  2. 施工前測量

    現況の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。

  3. 注入孔削孔

    注 入 位 置 をマ ー キング後 、φ16mm( 円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。

  4. ウレタン樹脂注入作業

    レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。

  5. 穴埋め後の注入孔

    無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。

ウレタンを使って短工期で沈下修正

アップコン工法とは硬質発泡ウレタンを用いて床の傾きや空隙を短工期で修正する新しい工法です。全国どこでも自社スタッフが施工対応いたします!