最大沈下量 | 46mm |
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エリア | 京都府 |
工期 | 2.5日間 |
地盤沈下により沈んだ住宅の施工事例です。 沈下により扉の枠が歪み隙間が発生していました。 最大沈下量46㎜のベタ基礎住宅を2.5日間で修正しました。
作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備。(機器の暖気運転、取付等)
施工を開始する前に、室内の養生を行います。
現況の高さを把握するため、レーザー墨出し器で測量を行います。
注入ガンの準備を行い、ウレタン樹脂注入用ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、φ16mmのドリルで1m間隔で削孔します。
床上でレーザー墨出し器で高さを確認しながら、床下でウレタン樹脂注入作業を行います。
施工範囲の低い箇所から順次、基礎コンクリートに注入し、
注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、
ホースを車輌に積み込み作業完了です。
施工後は扉の枠の歪みが修正され、隙間も解消しました。 アップコン工法は基礎下から建物を押し上げ沈下を修正するため、家具や荷物の移動は必要ありません。 居住しながらの施工が可能なため、トータルコストの大幅な削減につながります。